こんな方へ向けた記事になっています。
タッピングは練習する順序を段階的に上げていくことで、誰でも習得可能です。
サウンドもとてもユニークなものが多いので、これから自分の演奏能力を高めたい場合などにはうってつけの奏法になります。
ぼくもタッピングが好きで、作曲をする場合には入れる事が多いです。
練習をするにあたって、最適な練習曲と練習をするときに役立つアイテムも合わせて紹介しようと思っているので、是非タッピング奏法の練習に役立ててください。
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タッピング奏法とコツ!習得が早まる練習曲も合わせて紹介
タッピングは速弾きするよりも簡単に習得できるテクニックです。
タッピング奏法とは
タッピング奏法は、ヴァン・ヘイレンというバンドのギタリスト『エディ・ヴァン・ヘイレン』が主に世界に広めた奏法です。
ライトハンド奏法とも言うのですが、ハードロック以外のジャンルでもよく出てくる奏法で、ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトン、日本のアーティストではLoudnessの高崎晃やB'zの松本孝弘も使用しています。
世界的に有名なアーティストはもちろん使用していますし、ギターキッズにとって憧れの奏法のひとつです!
タッピング奏法の弾き方
タッピング奏法には色々な方法があって、左手だけでタッピングするだけのものや、右手だけでタッピングするもの。
左手と右手を交互にタッピングするものと、そのアーティストのアイデアによってフレーズは様々です。
しかし、基本的な動作は同じでピッキングをしないで、指板の弦を叩き(厳密にはハマリングと同じ感覚)音を鳴らして演奏する奏法になります。
タッピング奏法を練習する際に役立つアイテム
タッピングを練習するときに役立つアイテムは、フレットラップというアイテムです。
フュージョン系のギタリストやメタル系のギタリストが最近使用している事が多くなったアイテムです。
ヘアゴムで代用している人もいますね!
このフレットラップを使用すると、タッピング練習をするときに発生するノイズや不要な音をミュートしてくれる役割があるので、コツを掴むまで使用すると習得が更に早まります。
タッピング奏法の練習曲
タッピングの練習曲は段階的にレベルを上げられる曲を準備しました。
【初級】 RADWINPS 『最大公約数』
【中級】 UVERworld 『over the stoic』
【上級】 DAITA from SIAMSHADE 『HANDROID』
この3曲を練習することで必ずタッピング奏法ができるようになるので、初級から挑戦してみてください。
音源に関しては著作権に引っかかってしまうといけないのでここに掲載することはできませんが、YouTubeで検索してもらえれば出てくるので検索してみてください。
【初級】タッピング練習曲 RADWINPS 『最大公約数』
RADWIMPSの最大公約数は初級の練習曲としては最適です。
左手も右手もシンプルなタッピングなので、1曲通して練習してみて、自分の引き出しを増やしつつタッピングも習得できます。
RADWIMPS 『最大公約数』
最大公約数のラストサビのタッピング奏法のフレーズです。
最初が開放弦から入っていますが、12フレットにタッピングする指を置いておいて、弾いてからスタートするとスムーズに弾くことが出来るでしょう。
単調なフレーズですが、タッピング奏法を練習するにはうってつけの曲なので、マスターしてみてください。
【中級】タッピング練習曲 UVERworld 『over the stoic』
UVERworldのタッピングフレーズは2種類出てきます。
前半に1回と後半に1回出てきて、それぞれフレーズが違ってきますが、フレーズ自体はシンプルです。
UVERworld 『over tne stoic』
前半のタッピングは左手からスタートして、右手がフレットを移動していくタイプのフレーズになります。
後半のタッピングはタッピング・ハマリング・プリング・スライドを駆使したフレーズです。
少し難しいかもですが、左手は固定になっているので右手と左手を自由に動かす練習をするのに最適なので、このフレーズが弾けるようになったらロック系のタッピングはほぼ弾けるようになっているでしょう。
【上級】タッピング練習曲 DAITA from SIAMSHADE 『HANDROID』
HANDROIDOのサビのタッピング奏法は弦移動が3本に増えます。
一番難しく1番早い曲なので最初は弾けないと思いますが、これが弾けるようになると右手と左手の自由度はかなり高まります。
DAITA 『HANDROID』
実際この曲が弾けるようになってから、あらゆるタッピングフレーズに困らなくなったので、弾けるようになってコピーの幅をどんどん広がっていくのは間違いありません。
タッピング練習曲を弾いて、自在にタッピング奏法ができるようになろう
タッピング奏法の基礎とタッピング奏法を習得するための最適な曲をご紹介しました。
正直、さいごのHANDROIDは難関だと思います。
1曲通して90%タッピングという曲なので弾けなくてイライラすると思いますが、弾けるようになってからの達成感とテクニックの幅が広がった実感はとてつもないものになるでしょう。
タッピング奏法はまだまだ色々な曲で使用されているので、『タッピング アーティスト』などでググって、好みの曲を練習してさらに幅を広めてみてくださいね!