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元楽器店スタッフのぼくが上記の悩みを解決します。
本記事の内容
ギター初心者がマンションで練習する対策3つ
ギター初心者がマンションで練習するのに適さない方法2つ
ギター初心者がマンションで練習するにはサイレントギターがおすすめ
マンションに住んでいてギター練習をするのって、上下階や隣の部屋に音が響いていないか気になりますよね。
自分の騒音が気になってしまうと、練習も満足に出来ずにギター練習が楽しめないという状況になってしまいます。
そこで、今回はマンション住みのギター初心者が音を気にせず、自宅で練習できる方法についての解説です。
本記事を参考にすることで、マンション済みでもギター練習ができるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
本記事内での『ギター』は『アコースティックギター』を指します。
ギター初心者がマンションで練習する対策3つ
それでは、ギター初心者がマンションで練習する対策を3つ紹介します。
ギター初心者がマンションで練習する対策3つ
- サイレントギターを購入する
- サウンドホールカバーを購入する
- エレキギターを購入する
ギター初心者がマンションで練習する対策①:サイレントギターを購入する
1つ目は、サイレントギターを購入するという手段です。
静音対策としてはサイレントギターを購入するのが1番手っ取り早く、ギターの生音をかなり落とすことができます。
楽器店に勤務しているときに、夜間の練習用として購入していくお客様が多かったですね。
サウンドホールが無く、ボディ内の空洞による音の響きをカットしているため、アコースティックギターの演奏感覚を損なうこと無く練習できます。
ギター初心者がマンションで練習する対策②:サウンドホールカバーを購入する
2つ目は、サウンドホールカバーを購入する方法です。
サウンドホールカバーは、アコースティックギターのサウンドホールにはめるカバーになります。
イメージとしては、こんな感じ。
サウンドホールカバーを使用すると、アコースティックギターのサウンドホールを塞ぐことになるため、音の倍増を軽減させることが出来ます。
また、サウンドホールを塞ぐだけで静音対策ができるので、持っているギターを持ち変えること無く練習可能です。
サウンドホールは持っているギターに合わせた大きさのサウンドホールカバーを購入する必要があるため、購入前にしっかりとチェックするようにしましょう。
しかし、サイレントギターと比較するとアコースティックギター中の空洞はある状態なので、サイレントギターと比較すると静音性は劣ってしまいます。
そのため、最善策としてはサイレントギターを購入するのがベストな方法となることを覚えておきましょう。
ギター初心者がマンションで練習する対策③:エレキギターを購入する
3つ目は、エレキギターを購入する方法です。
アコースティックギターと違ってソリッドボディとなっているため、アンプに繋がなければ小さな音で演奏することが出来ます。
しかし、アコースティックギターと比較してエレキギターはネックが細めに出来ている物が多いため、弾き感が変わってくることは覚えておきましょう。
とはいっても、深夜練習のためだけにエレキギターを購入するのは現実的ではないため、サイレントギターをチョイスしておいたほうが無難ですね。
もしエレキギターをチョイスしたい場合は、1万円くらいで買えるエレキギター初心者セット【ギター歴15年が厳選】を参考に選んでみてください。
ギター初心者がマンションで練習するのに適さない方法2つ
次にギター初心者がマンションで練習するのに適さない方法を2つ解説します。
ギター初心者がマンションで練習するのに適さない方法①:サイレントピックを購入する
1つ目は、サイレントピックを使う方法です。
サイレントピックとは、先が柔らかい素材になっていて、ピッキングしたときにアタック音を小さくしてくれるピックです。
アタック音が小さくなることで弦の振動も小さくなるため、静音効果を得ることが出来ます。
しかし、先端が柔らかい素材になっているため、普通のピックで演奏したときと比較するとギャップが凄いです。
イメージとしては、紙をピック型に切ってピッキングするイメージ。
サイレントピックを使うとアクセントが付けることもできなくなるので、練習にならない場合が多いです。
そのため、サイレントピックは静音性に長けていますが、『練習』という部分にフォーカスするとあまりおすすめできません。
ギター初心者がマンションで練習するのに適さない方法②:部屋に防音対策をする
2つ目は、部屋に防音対策をする方法です。
防音対策にも色々あるのですが、イメージとしては壁に吸音材を貼り付けて音を外部に響かせないようにするのが一般的だと思います。
過去に自分の部屋をDIYで防音したことがあるのですが、壁1面を作成するのに半日+材料費2万円がかかり、かなり大変でした。
また、実際に防音効果はどうだったのかというと、DIYだったため多少音は軽減されたものの防音とは言えないレベルでした。
自分で防音DIYをしても良いのですが労力と効果が見合いませんし、防音キットのようなものを購入しようとすると10万円は超すため、こちらもおすすめできません。
ギター初心者がマンションで練習するにはサイレントギターがおすすめ
ここまでの内容で、ギター初心者がマンションで練習するためにおすすめの方法について知ることが出来ました。
やはり、一番無難な方法としてはサイレントギターを購入する方法ですね。
サウンドホールカバーやサイレントピックを使って安めに消音対策をすることも出来ますが、何かしら犠牲になるものが出てきます。
そのため、マンションでギター練習をしたい場合にはサイレントギターを使用して、よりギターを弾いているときと同じ状況で練習できるようにするのがおすすめです。
サイレントギターはYAMAHA SLG200Sを選んでおけば間違いないので、下記のリンクから詳細を確認しつつ購入しましょう。