こんな悩みを解決します。
ギターエフェクターを使用したことがない人にとって、ギターエフェクターって必要なのか。必要ならどんなエフェクターを購入するのが間違い無いのかという疑問が必ず生まれてくるものだと思います。
結論を先にお伝えすると、昔であればコンパクトエフェクター一択でしたが、現在のエフェクターの状況を考えるとマルチエフェクター一択です。
エフェクターはコンパクトにこだわりがなければ、マルチエフェクターを使うほうがコスパのいい時代になってきましたね🤔
ぼくはAxe-Fx II XL+というエフェクターを使用していたのですが、安いものでも十分に良い音がします。
マルチエフェクターを使ってコスパ良く、良い音を作りましょう🙌
— セイタ@フリーランス修行中 (@seita_blog) 2019年7月22日
エフェクターはコンパクトにこだわりがなければ、マルチエフェクターを使うほうがコスパのいい時代になってきましたね。
ぼくはAxe-Fx II XL+というエフェクターを使用していたのですが、安いものでも十分に良い音がします。
マルチエフェクターを使ってコスパ良く、良い音を作りましょう。
なぜなら、現在のマルチエフェクターは音がリアルであり、PCに繋いでYouTubeなどの音源と一緒に練習できる優れものだからです。
ちなみにぼくは、元楽器店スタッフで、いろんな方へエフェクターやギターのアドバイスをしてきたという経歴を持っているので、アドバイスの信頼性は高いかなと思います。
また、バンドマンだったこともあり、ローカル現場でのエフェクターに関しての事情も加味しつつ、本記事でエフェクターの必要性について解説するので、ぜひ興味を持ってご覧いただけると嬉しいです。
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ギター初心者にエフェクターは必要?!元楽器店スタッフ兼バンドマンが実体験を元に語る
ギターエフェクターはあった方が便利です。
しかし、必ず必要かと言われるとぶっちゃけそうでもありません。
ギターエフェクターは必ず必要ではない
もし、基本的なギターサウンドを元にギターを弾きたいと思っているようであれば、アンプ直でも十分な音を作り出すことができるため、エフェクターが必ず必要かと言われると、そうでも無いというのが答えです。
逆にエフェクターを購入して安いシールドをいくつか繋いだ場合、音が細くなってしまうという現象が発生します。
本来音を向上させるために購入したエフェクターが原因で、サウンドが損なわれるというなんとも言えない状況になってしまうので、必要性を感じていないようであれば購入しなくても良いでしょう。
ギターエフェクターが必要ない人
先程も少しお伝えしましたが、ギターエフェクターが必要ない人は、特に急ぎでエフェクターの必要性を感じていない人です。
エフェクターはギターアンプの音を元にして、重ねるように効果を発揮していくものとなっているので、アンプの音が良くなければエフェクターを使用しても残念な結果に終わってしまいます。
そのため、現状エフェクターに対して必要性を感じていなければ、アンプ直のサウンドに磨きをかけていく方が良いでしょう。
そのほうが後々エフェクターを導入した時に素晴らしいサウンドに変化しやすくなります。
ギターエフェクターを購入した方が良い人
逆にエフェクターを購入した方が良い人は、現状のサウンドに満足がいっておらず、何か変化を加えたいと思っている人です。
良くも悪くもエフェクターを使用するとエレキギターの音は変化してくれるので、現状の音に満足いっていない人はエフェクターを導入することで好転する可能性が高いでしょう。
特に最初に導入するべきエフェクターは記事の最後で紹介しているので、先にチェックをしておいても良いですね。
ギターエフェクターの基本的な活用パターン
それでは、実際にエフェクターを使用する際の基本的な活用パターンを紹介します。
アンプと違ったサウンドを取り入れる場合に使用する
アンプによって音のキャラクターは様々なので、アンプと違ったサウンドを求めている場合にエフェクターを使用する場合がほとんどになってきます。
中でも、ポピュラーなのは歪み系のエフェクターですが、BOSSの製品が特別おすすめです。
DS-1等のものではなく、Xがついたシリーズをチョイスすると良いでしょう。
ちなみにどんな楽器店に行っても言われると思いますが、ブルースドライバーはおすすめできません。
理由としては、BOSS DS-1Xでブルースドライバーにできることがほとんどカバーできてしまうので、有効範囲が広いエフェクターを使用する方が金銭的にもコストがかからないためです。
空間系のサウンドが欲しい時に使用する
空間系のエフェクターに関しては、アンプの内臓イコライザーではなんともできないため、空間系のサウンドが欲しい場合にはエフェクターを購入する必要が出てくるでしょう、
リバーブなどの場合は、アンプに内蔵されている場合が多いですが、真空管アンプだった場合Delayなどは搭載されていないことがほとんどであるため、購入せざるを得ません。
コーラスなども入っていない場合が多いので、クリーントーンに磨きをかけたいと思っているような場合には購入を視野に入れても良いと思います。
ワウやピッチシフターなどで変化を加えたい時に使用する
ワウやピッチシフター等のフィルター系のサウンドが欲しい場合には購入を視野に入れても良いと思います。
当然ながらアンプの中には内蔵されていませんし、独特なサウンドにすることができるため変化を加えるのには良い効果を発揮してくれます。
クリーンで使用する時にはカッティングの時にファンキー感を倍増してくれる効果を持っていますし、ギターソロなどで使用することでサスティーンが伸びたり『半ワウ』と呼ばれる独特なサウンドにすることができます。
ピッキングの精度を補うコンプを使用する
ピッキングの精度を上げるためにコンプレッサーを使用するのもアリですね。
ピッキングの粒が揃わない場合などに使用すると、ギターの音の粒だちが整うので本来の腕前よりも上手に聞こえます。
逆にデメリットもあって、コンプに頼るとピッキングニュアンスが表現しづらいプレイヤーになってしまいがちなので、常時かけっぱなしにするのではなく使う場面を限定して使用するのが、真に上手なプレイヤーになる一歩です。
ギターの音そのものを太くするために使用する
シングルコイル系のストラトやテレキャスターの低価格帯のモデルを使用している場合に特に大きな効果を発揮してくれます。
低価格帯のギターを使用していると音が細くなってしまうため、イコライザーのBASSやMIDDLEを上げてしまいがちですが、全体のサウンドを考えるとそれはデメリットがとても大きな状況になります。
- 他の楽器と音がかぶる
- 音作りそのものが下手になる
- 独りよがりなサウンドを作ってしまいがちになる
ギターは花形の楽器と思われがちですが、伴奏楽器でもあります。
ということは、周りとの調和が取れたサウンドを目指すべきで、ギターが主体となっている音楽以外はできるだけ周りとのバランスを考えるのが、良いプレイヤーと言え、周りからも重宝される存在になるでしょう。
そこで役に立つのがクリーンブースターです。
色々なクリーンブースターがありますが、MXRのMicro Ampがおすすめですね。
XoticのEP Boosterも定番ですが、音が太くなりすぎて扱いづらい印象があるので、ナチュラルに音が太くなるMicro Ampの方が使いやすいでしょう。
ギター初心者が購入するのはマルチエフェクターがおすすめ
ギターエフェクターの活用方法をお伝えしてきましたが、たくさんエフェクターがあってそれぞれ購入しなければいけないのかと、億劫になってしまいがちですが実はそうでもありません。
というのも、マルチエフェクターという色々なエフェクターが内蔵されてるものがあり、そのマルチエフェクターを使用することで大体のサウンドを補うことができます。
一度にたくさんのエフェクターの特徴が把握できる
マルチエフェクターのメリットとしては、一度にたくさんのエフェクターの特徴を体感することができるところです。
主要となるエフェクターに関して、ほとんど内蔵されているのが最近のマルチエフェクターの特徴なので、とりあえずブルースドライバーを買っておけというアドバイスは聞かなくても良いですね。
最初のエフェクターとして楽しめるかもしれませんが、長期的に考えると殆どの確率で使うことがなくなるエフェクターです。
昔と違い今のエフェクターはリアルなサウンドのものが多い
昔のマルチエフェクター(それこそ15年前とか)は、当時で言えば画期的だったのかもしれませんが、リアルさに欠けるものが多かったんです。
しかし、最近のマルチエフェクターはリアルさにインフレがかかっていて、かなりコンパクトエフェクターの実機に近い音がします。
ぼくはAxe-Fx2というマルチエフェクターを使用していたのですが、ほとんど実機と同じ音が出るのでレコーディングなどの時に重宝していました。
※現在の最新機はAXE-FX3になっています。
ここまで技術が発達してきているので、今は安いマルチエフェクターでも音の品質が保証されてきています。
優秀なものが多く、失敗した買い物になることはないでしょう。
値段も手軽でコンパクトエフェクターを購入するよりもコスパがいい
大体のコンパクトエフェクターは10,000円〜25,000円ほどの幅の中で販売されていますが、マルチエフェクターだと安価で高品質なものが20,000円前後で購入することができます。
そのため、コンパクトエフェクターを個別で買っていくよりも、マルチエフェクターを購入して良質な音を作成して使用する方が圧倒的にコスパが良いです。
コンパクトエフェクターの時代は終わったとまでは言えませんが、マルチエフェクターの精度が上がってきているのは確かでなので、賢い選択をすると考えればマルチエフェクター一択でしょう。
【結論】エフェクター入門機は BOSS GT-1 or Moore GE-200 で十分
マルチエフェクターはコスパが良くておすすめなのですが、調べてみるといろんなメーカーのマルチエフェクターがたくさん出てくると思います。
そこで、ぼくがおすすめするマルチエフェクターは下記の2つです。
どちらもギタリストから評価の高いエフェクターで、音作りに困ることがないマルチエフェクターです。
両方ともパソコンに繋げて使用することができるので、夜間の練習やYouTubeと連動しての練習にも活用できます。
高音質なマルチエフェクターで初心者にも扱える製品であれば、この2つどちらかを選択すれば間違いないでしょう。