このような悩みにお答えします。

ギター初心者でありがちなのは、教則本を読んでその中のフレーズをひたすら練習するという流れですが、その流れに入ってしまうといつまでも初心者から抜け出せないままになってしまいます。
ギター初心者がやるべきことは、曲の練習を繰り返し行うことです。
なぜそう言えるのかを本記事では深く解説し、ギターが早く上達するためのワンポイントアドバイスも含めて紹介したいと思います。
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ギター初心者がやることはなに?ギター歴15年の経験から語る
ギター初心者がやることは、曲の練習メインでOKです。
基礎練習は?なんで曲の練習がメインなの?といった疑問に簡単にお答えすると下記の理由からになります。
- 基礎練習は大切だけど、後からでもできる
- 曲の練習をすることで実践的な奏法ができるようになる
- 気がついたらレベルが上っている
ぼくはこの練習の流れで、ギターを初めて1ヶ月でFコードの壁を乗り越え、基礎的な奏法もマスターすることが出来たので、信頼性は高いかと思っています。
基礎練習は後回しでOK
冒頭で教則本の基礎練習にハマりすぎると初心者から抜け出せない、という事をお伝えしました。
理由としては、教本に載っている奏法を練習しても曲によってテンポが異なってくるので、一生懸命練習してもなかなか曲を弾く上で対応出来ない場合が多いんです。
そのため、教本を沢山練習したのに弾けないという状況になり、挫折してしまうという流れになってしまうので、教本に書かれている事は基礎知識・基礎奏法として軽く流して、曲の練習で実践を積むのがベストです。
曲の練習が最短の上達方法
曲の練習で実践を積むのがベストという事を先程お伝えしましたが、間違いなく最短の上達法です。
- 実践的に演奏力が上がる
- 1曲弾けるようになる頃には必然的にレベルアップしている
- 気が付かないうちに上達しているので、ストレスフリー
ギターは楽器なので、弾き方を知っていても曲が弾けなければ本当の意味でギターが弾けるとは言えません。
実際に曲を1曲弾けるようになってみると気がつくと思うのですが、1つの曲の中には沢山のテクニックが散りばめられています。
1曲1曲を積み重ねていくことによって自然に演奏能力が身につき、気がついたら上達していたというストレスフリーの練習方法になるので、ギターの最短上達法は『曲の練習』で間違いありません。
弾けない曲は後回しにするのがベスト

実はこんな悩みにも解決方法があります。
見出しにも書きましたが、弾けなかった曲・弾けない部分は後回しにして、他の曲の練習に入ってしまうのが良いです。
- 1曲に固執するよりも、複数の曲を体験するべき
- 他の曲を練習しているうちに、弾けるようになってる場合が多い
- ギター初心者は1曲通して弾けないのはあるある
1曲全て弾けなかったということに落胆する必要はまったくなくて、1曲通して弾けるに越したことはないのですが、それよりも多くの曲に触れる方が上達速度は早いです。
しかも、他の曲を練習しているうちに弾けなかった曲が弾けるようになっているというのはよくある事なので、1曲に固執せず弾きたいと思った曲をどんどん練習していったほうが上達速度は圧倒的に早くなります。
ギターが早く上達するためのワンポイントアドバイス
ギター初心者がやることはここまで解説したことを実践してもらえたら、どんどん成長していくことができるので、更に早く上達するためのワンポイントアドバイスをお伝えしていきたいと思います。
先に紹介しておくと、早く上達するためのポイントはこちらの3ポイントです。
- 弦は09-42を使用すると運指が楽
- 目指すギタリスト像によってピックは2種類に限られる
- バンドスコアを見るだけで曲を攻略する
こちらについて、それぞれ深く掘り下げて解説していきますね。
弦は09-42を使用すると運指が楽
恐らく楽器屋さんなどでオススメの弦を聞くと10-46ゲージのセットをオススメされると思います(楽器店スタッフをしていた経験からも)。
なぜかというと、ギター弦の標準ゲージは10-46となっていて、オススメしておいたら間違いないからです。
しかし、使用しているギターによっては10-46はテンションが高く、ギターの練習をするのに優しくない場合があるので、スーパーライトゲージの09-42のセットがオススメです。
コード弾きも単音弾きも力まずにスムーズに練習することが出来ます。
目指すギタリスト像によってピックは2種類に限られる
今の段階で目指すギタリスト像が決まっていれば、使用するピックを限定することで上達速度がアップします。
- テクニックを磨きたい→Tortex Jazz III 0.88mm
- コード弾きをメインにしたい→Tortex ティアドロップ 0.88mm
この2つのタイプどちらかで選んでおいたら、まず間違いないピックチョイスになります。
Jazz IIIはテクニック重視のピックとしてぼくも使用していますし、テクニカル系のギタリストもよく愛用しているピックです。
ティアドロップのピックはオールマイティでテクニカル系でもコード弾きでも両方使用できるので、どちらかまだわからないという場合は、『Tortex ティアドロップ 0.88mm』を選んでおいたら間違いありません。
バンドスコアを見るだけで曲を攻略する
楽器屋さんなどでバンドスコアを見ることで、自分が弾きたいと思っている曲の難易度をある程度見定めることが出来ます。
基本的にフェアリー系のバンドスコアはオススメ出来なくて、バンドのオフィシャルスコアよりも難しい傾向にあります。
『君の知らない物語』という曲があるのですが、クセが強すぎて練習するのが途中で面倒くさくなる構成になっていることもあるので、初心者のうちはバンドのオフィシャルスコアを選んでおいたら間違いありません。
- フェアリー系のバンドスコア・・・難易度高め
- バンドのオフィシャルスコア・・・難易度低め
あと、Aメロ・Bメロ・サビの弾き方が1番2番同じ弾き方になっている曲があります。
そのような曲の場合、1番が弾けたら2番も弾けるようになったのと同じことになるので、スコアを見るだけで1曲弾く労力がどれくらいなのかを見定めることが可能です。
このように弾きたい曲をある程度リストアップして、楽器屋さんでバンドスコアを購入してみてください。
ギター初心者がやるべきことは曲の練習を数多くこなすこと
ギターの上達につながる方法は、やっぱり曲をいかに練習するかにかかってきます。
もし基礎練習を沢山してしまっている場合は、程々にして曲の練習に早めに移行しましょう。
それが、あなたが思い描いている未来の姿に近づく最短距離になります。
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