エレキギターでFのコードと聞くと、挫折の代名詞のようなコードだという印象が強いのではないでしょうか。
今回ぼくが紹介するFコードの弾き方は、とってもシンプルですが恐らくどんな教本にも載っていない方法です。
長年ギターを弾いてきて、エレキギター初心者が挫折しないでFのコードを弾けるようになるにはどうしたら良いのかを考えて編み出した方法になります。
100%Fのコードが弾けるようになるという根拠としては、ぼくは元楽器屋店員という経歴を持っているのですが、ギターを販売する際に今まで全くギターを弾いたことが無いお客様にこの方法をお伝えして、その場でFのコードが弾けるようになったという実績があるからです。
また、その弾けるようになった人は1人だけではありません。
そのため、本記事でお伝えするFのコードが100%弾ける方法は、あなたにも必ず出来る方法になるので、ぜひ試していただけると嬉しいです。
本記事の内容
- エレキギターでFのコードが100%弾けるようになる方法
- Fコードが弾けるようになるための考え方
- Fコードが弾けるようになることで得られること
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エレキギターのFコードが100%弾けるようになる方法
それでは、Fコードを100%弾けるようになるための方法論を先にお伝えします。
Fのコードを抑えるときに、このような手順で段階的に抑えてください。
このように段階的に抑えることで、Fのコードが確実に弾けるようになります。
実際にこの3つの手順の解説を踏まえて、次の項から段階的に弾き方をお伝えするのでギターを持って一緒に弾いてみてください。
中指だけで3弦2フレットを抑える
まずは、中指だけで3弦2フレットのみ抑えて、その他の弦は開放弦が鳴るようにしてしっかり全部の元が鳴るか試してみましょう。
ここでポイントなのは、中指をしっかり立てないと開放弦が鳴らないところです。
特に1弦・2弦の開放弦がならない場合は、中指がしっかりと立てられていない証拠なので、全部の原画ならない場合は中指をしっかり立てる事を意識して弾いてみてください。
薬指と小指で4弦・5弦の3フレットを抑える
第一段階がクリアできたら、次は中指と小指で4弦と5弦の3フレットを抑えてみてください。
感覚としては、こちらのEメジャーのコードと同じ感覚です。
この形を右に1フレットずらすと、第二段階の形になります。
こちらも、薬指と小指をしっかりと立てることが重要で、現在抑えている3本の弦と開放弦全て鳴らすように意識してみてください。
これがクリアできたらFのコードが弾けるまであと一歩です。
人差し指で1弦・2弦・6弦を抑える
第二段階がクリアできたら、最後の第三段階です。
人差し指で1弦1フレットの、6弦・2弦・1弦を抑えてみてください。
ここでのポイントは人差し指で押さえるときに、全ての弦を抑えようとしないことです。
頑張って6弦とも抑えようとしている人が多いのですが、それは無駄に力が入ってしまいます。
なぜ全ての弦を人差し指で押さえなくてよいのかというと、既に中の3本の弦は他の弦で抑えられているからですね。
そのため、人差し指の先端で6弦1フレット。
人差し指の第二関節くらいのところで、1弦と2弦を抑えると必然的に脱力してフレットを抑えることが出来るようになります。
この三段階をマスターすることで、Fのコードが確実に弾けるようになるので、何回か慣れるまで練習を重ねてみてください!
Fコードのコツは力まず、抑える力を分散させること
Fのコードのコツは力まず、抑える力を分散させることが重要です。
さいごの第三段階でもお伝えしましたが、ただ抑えて弾こうとすると人差し指で全ての弦を抑える力が働きがちですが、それは無駄な力が働いてしまっています。
気が付かない方が多いのですが、このポイントに気がつくだけで他のコードを抑えるときにも論理的にコードの抑え方を分析出来るようになります。
また、5弦ルートのバレーコードで同じことが応用可能となるので、今回紹介した方法でFのコードが弾けるようになったら必然的に5弦ルートのバレーコードを弾くことが可能です。
当ブログでは、このような教本に載っていないようなコツやYoutubeでは有料配信されていそうな内容に関しても全てお伝えしていこうと思いますので、エレキギターのレベルアップにぜひ役立てていただけたら嬉しいです。
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