最近までカエレバを使用してきていたのですが、商品リンクをクリックしたときに各サイトの商品検索結果の画面に移行してしまうため不便に感じていました。
商品リンクの差し替えを行えばよいのですが、結構面倒な作業なので時間コストがかかってしまいます。
なんとかRinkerを使用できないかと思って調べてみたら、いとも簡単に解決策を見つけました。
本記事では、Rinkerの導入方法と使い方、使用時の注意点などを解説したいと思います。
Rinkerの導入方法
それでは、Rinkerの導入方法から解説していきましょう!
Rinker公式ページでプラグインをダウンロード
こちらのRinker公式サイトにアクセスしてください。
ページに移動した後、目次の中から『Rinkerベーシック』をクリックしてください。
Rinkerベーシックの部分をクリックするとダウンロードリンクが表示されるので、『Rinkerのダウンロードはこちら』をクリックしてください。
Rinkerのダウンロードリンクをクリックした後にPixivのやよいさんが作成したRinkerのページへ移動します。
右側にダウンロードリンクがありますが、クリックするとPixivの会員登録をするように促されます。
TwitterなどのSNSアカウントでPixivアカウントが作成できるようになっているので、手っ取り早くSNSアカウントで会員登録してしまいましょう。
Pixivの会員登録が完了したあとに『無料ダウンロード』をクリックするとダウンロードが開始されるので、Rinkerのダウンロード手順はこちらで完了です。
WordPressでRinkerを追加
続いて、先ほどダウンロードしたRinkerのファイルをWordPressにインストールします。
WordPressのサイドバーにある『プラグイン』から『新規追加』をクリックしてください。
すると、上部に『プラグインをアップロード』というボタンが表示されるので、クリックするとファイルを選択するボタンが表示されます。
『ファイルを選択する』をクリックした後、先ほどダウンロードしたRinkerのZipファイルを選択します。
選択したあとに『今すぐインストール』のボタンがクリックできるようになるので、クリック後インストールが完了したら導入手順完了です。
Rinkerの設定方法
続いてRinkerの設定方法を各項目に分けて解説します。
基本設定
画像の通り、『価格を非表示にする』『再取得をしない』にチェックを入れてください。
Amazonの設定
設定する項目はこちらの項目です。
- アクセスキーID
- シークレットキー
- トラッキングID
- Amazonボタン
アクセスキーIDとシークレットキーは『Amazon Product Advertising APIの認証キーを取得』のリンクをクリックしてもらえるとAmazonアソシエイトの認証キーが表示されるページに移動するので、各キーIDを確認します。
『Amazon Product Advertising APIの認証キー取得方法』のリンクからも詳しい取得方法が確認することが出来るようになっているので、あわせて確認してもらえたらと思います。
Amazonボタンは『リンク先を商品の詳細画面にする』の方にチェックを入れてもらえればOKです。
楽天の設定
楽天で設定する項目はシンプルです。
- アフィリエイトID
- 楽天市場ボタン
アフィリエイトIDに関しては『楽天のアフィリエイトID』のリンクをクリックしてもらえると、アフィリエイトIDが表示される画面に移行するので、そのままコピペしてしてください。
楽天市場ボタンに関しては、Amazon同様『リンク先を商品の詳細画面にする』にチェックを入れてもらえたらOKです。
バリューコマースの設定
バリューコマースの設定は、少し複雑です。
- LinkSwitch
- アフィリエイトID:sid
- アフィリエイトID:pid
LinkSwitchタグの取得方法は『Yahooショッピング用 LinkSwitchタグ取得方法』
pidとsidの取得方法は『Yahooショッピング用 pidとsidの取得方法』
上記のリンクからそれぞれ確認することが出来るのですが、pidとsidの取得方法がちょっと分かりづらいところもあるので、簡単に解説しておきます。
pidとsidの確認手順
- 『Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)通常プログラム』を検索
- 『Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)通常プログラム』の広告素材を選ぶをクリック
- 左側サイドバーに表示されている『広告タイプ』『MyLink』にチェック
- 近くにある『再検索ボタン』をクリック
- 『コピーしたURLを貼り付ける』に適当なYahooショッピングに登録されている商品のURLをコピペ
- 『広告となるテキストを入力する』には適当な名前を入力する
- 右下にある『MtLinkコードを取得』をクリック
- 『このMyLinkコードを取得』をクリック
- LinkSwitchコードの取得完了
手順別に画像を並べるので、上記の手順を見つつ確認してみてください。
上記の手順で、sidとsidの取得手順は完了です。
もしもアフィリエイトの設定
もしもアフィリエイトを使用してアフィリエイトリンクを作成する場合は、『もしもIDの取得方法』のリンクを確認していただければわかりやすく解説してくれています。
もし、もしもアフィリエイトを使用しない場合はすべて空欄にし、もしもリンク優先ショップのチェックボックスもチェックを外しておきましょう。
その他の設定
その他の設定で、Google Analyticsの設定とキャッシュ削除のボタンがあります。
Google Analyticsの『商品リンクのクリックをトラッキング』にチェック。
キャッシュの削除は念の為、新規導入のタイミングで全て削除しておいたほうが良いかと思うので、『商品情報キャッシュを全て削除する』をクリックしてキャッシュを削除しておきましょう。
さいごに『設定を保存』をクリックしたら、すべての設定は完了です。
Rinkerの使い方
それでは、Rinkerを実際に使うにはどうしたら良いのかを解説します。
商品リンク追加からリンク作成
WordPressのサイドバーから新規追加をクリックすると、上記の画像のように『商品リンク追加』というボタンが追加されていると思うので、クリックします。
楽天市場から商品検索
なぜ楽天市場から商品検索を行なうかは、後述します。
『沈黙のWebライティング』が入力されている部分に検索したい商品のキーワードを入力すると、上記の画像のように商品一覧が表示されるので、『商品リンクの追加』をクリックすれば記事内にRinkerのリンクを作成することが出来ます。
ショートコードが追加されているか確認
新規投稿の記事内にこちらの画像のようなショートコードが作成されていれば、商品リンクが正常に追加されています。
Rinker使用時の注意点
先ほど『なぜ楽天市場から商品検索を行なうかは、後述します。』と書きましたが、なぜそのようにお伝えしたかというと、場合によってはAmazonから商品検索を行えない方がいるためです。
ぼくがカエレバを使用していたのは、Amazonから商品検索ができずに不便に感じていたためでした。
しかし、その解決策を発見したので、方法をお伝えしようと思います。
しっかりAmazonアソシエイト用のリンクを使用できるので、安心してください。
Amazonから商品検索ができない場合
Amazonから商品検索ができない場合は、30日以内でAmazonアソシエイトから商品が売れていない場合に『【エラー】リクエスト回数が多すぎます。 RequestThrottled』というエラーが出るかと思います。
もし直近30日間でAmazonアソシエイトから商品の販売ができている場合は、Amazonから商品検索が出来るのでこの項目は飛ばしてしまって大丈夫です。
Amazonアソシエイトにアクセスし、Rinkerの商品リンクURLに貼り付け
さて、それではAmazonの商品リンクはどのようにしたら良いのかといったところの解説です。
正直そのまま使用してもよいのですが、『Amazon』のボタンをクリックすると商品検索画面に移動してしまうので、CVRに少なからず影響してきます。
そのため、対策としてはAmazonで実際に商品ページを表示させて、テキストリンクを作成することで解決可能です。
Amazonアソシエイトツールバーから『テキスト』をクリックすると、商品ページのアフィリエイトリンクが作成できるので、短縮URLではなく通常URLでコピー。
本の場合はKindleと単行本がありますが、それぞれ選択して商品リンクを作成することでアフィリエイトリンクが作成できます。
Amazonアソシエイトの商品リンクの貼り付け場所に関しては、WordPressサイドバーにある『商品リンク』から設定ができるようになっていて、各商品の編集ボタンをクリックするとこちらの画像の画面に移動します。
赤枠で囲っている部分にKindle・単行本のアフィリエイトリンクをコピペしてもらえたらOKです。
すこし手間ですが、商品リンクを追加するたびにこの動作を行わなければCVRが落ちてしまうので、必ず各商品ごとに行なうようにしておきましょう。
ASINは入力しなくてOKです。
カエレバよりも簡単に設定できるRinkerはかなり便利
カエレバではAmazon・楽天ともにアフィリエイトリンクのURLをコピーして、商品リンク部分を書き換えなければいけないのでかなり面倒ですが、Rinkerの場合は各商品ごとの編集画面で簡単に書き換えが出来るので便利です。
カエレバも便利ですが、時間の面を考えればRinkerのほうが使いやすいと思います。
今回の手順をマスターしてRinkerを有効活用し、アフィリエイト収益を増やしましょう!
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