このような悩みが解決できる記事になっています。
ボカロの曲をバンドでやることになったり、自分のレベルアップのためにボカロの曲を選曲したいと思っていても、どの曲を選択するのが無難なのか困ってしまいますよね。
ボカロの曲で弾いてみたなどを見ていても、難しいアレンジを加えているギタリストが沢山いて自分には弾けるのだろうかと不安になってしまいます。
そこで、過去に弾いたことがある曲の中から、初心者でも弾けるボカロ曲を5曲紹介したいと思います。
ちなみに、ぼくのステータスとしては
- ギター歴15年
- 作曲歴8年
- 元楽器店スタッフでギター担当者
という経歴を持っているので、信頼性は高いと思っています。
本記事では、さらなる次のステップに進むためのボカロ曲もあわせて紹介しているので、選曲の参考にしていただければ幸いです。
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ギター初心者でも弾けるボカロ曲5選
ボカロ曲は基本的に難しい曲が多いです。
ぼく自身初心者にアニソンやゲームソングなどはオススメしていないのですが、中にはメジャーな曲でも弾ける曲が存在するので、これから紹介する曲を練習してボカロ曲のレパートリーを増やして、確実にレベルアップしていきましょう。
今回紹介する曲はこちらの5曲です。
- モザイクロール
- Calc.
- メルト
- Dear
- ロストワンの号哭
モザイクロール
モザイクロールはギター初心者がボカロ曲に挑戦するのに最適な曲になっていると思います。
複雑なテクニックを必要とすることもなく、パワーコードを弾くことができていれば基本的に弾けないということはないでしょう。
しかし、イントロの部分は単音引きになっているので、単音引きが苦手ということであれば冒頭の部分は飛ばして、バンドインするところの伴奏からスタートするようにすると一曲通して弾けるようになります。
Calc.
Calc.も冒頭は単音引きからスタートしますが、スピードがそこまで早くないので難なく弾けると思います。
その後のイントロに関しては、コード弾きの部分はパワーコードで良いですし、リード部分に関しては単純なオクターブ奏法で演奏できるので、挑戦してみてください。
ちなみにオクターブ奏法がまだ出来ないという場合でも、Calc.のオクターブ奏法は単純なフレーズになっているので、Calc.をキッカケに習得してしまいましょう。
メルト
ボカロ曲の代名詞的な曲である、メルトは一聴すると難しいように感じますが、これもパワーコードで弾くことが出来ます。
難しい話をすると、本来は複雑なコードが必要となるのですが、他の楽器がギターのコードでなっている音域を埋めてくれているので、そこまで気にならないでしょう。
YouTubeやニコニコ動画などで、演奏してみた動画が多く投稿されているので、自分のレベルに合った弾き方をしている弾き手さんを見つけて、それをコピーしてしまうのがベストなコピー方法になります。
Dear
Dearは少しマイナーな曲ですが、イントロのギターフレーズが特徴的で、曲を知らない人は『お?』と思えるフレーズが弾けるようになります。
曲も全体的にスローペースの曲になっているのでコピーもしやすいと思います。
ただ、Aメロがアルペジオになっているので、もし苦手という感じであれば更にゆっくり弾いて、弾けるようになりましょう。
フレーズ自体は単調なアルペジオなので、そこまで苦労はしないと思います。
ロストワンの号哭
名曲ロストワンの号哭は少しハイペースな曲になっていますが、曲構成自体はとてもシンプルな構成になっているので、コピーにそこまで苦労しないと思います。
しかし、イントロのフレーズが早かったりするので、もし難しいと思ったらその段階でコピーを止めて、上記で紹介した曲を練習してみてください。
初級と中級の中間くらいの曲に位置しているので、逆を返せばロストワンの号哭が弾けるようになることによって上記で紹介した曲は全て弾けるようになると言っても過言ではないと思います。
少しハードモードですが、ロストワンのコピーに時間を掛けて、結果的な時短を目指しても面白いかもしれません。
ボカロ曲のTAB譜の入手方法は?
さて、ここまでギター初心者でも弾けるボカロ曲の紹介をしてきましたが、TAB譜はどうしたら良いのか気になりますよね。
TABは公式のものを使用しても良いのですが、なかなかお目当ての楽譜が無いことが殆どで、少し難し目のフェアリーTABを利用すると挫折してしまう可能性が高いです。
そのため、調達方法としては、こちらの方法がオススメです。
- 弾いてみたの概要欄にある自作のTABを使用する
- 資金があれば、バンドスコアを購入する
弾いてみたの概要欄にある自作のTABのを使用する
1番手軽にボカロのTAB譜を手に入れるのに良い方法かもしれません。
ただ、耳コピで制作しているTAB譜になるので、少しアレンジが加わっている場合がほとんどです。
しかし、中には原曲に忠実に作成している弾き手さんもいるので、ボカロ曲を聴いた感じと特に大差ないような弾き方をしている人が制作したTAB譜面を使用するのがポイントです。
バンドスコアを購入する
先程フェアリーのTAB譜について少し触れましたが、フェアリーのTABではなくベストセレクション系のTAB譜であれば、そこまで難しくもなく練習することが可能です。
楽器店のスタッフ時に検品作業を行うついでに譜割りを見てみましたが、比較的演奏しやすいようにアレンジされていた記憶があるので、間違いないでしょう。
バンドスコアを購入することで一気にいろいろなボカロ曲のTAB譜が手に入るので、1冊全て弾けるようにするという目標を立てれば、半分くらいの曲数を弾ける様になった段階でかなりレベルアップしていると思います。
次のレベルアップに向けて弾きたいボカロ曲
ちなみに次のレベルにアップするための曲についても少し触れておきたいと思います。
これらは現段階では挑戦的な曲になると思うので、参考程度に見てもらえたらOKです。
- 天ノ弱
- ヒバナ
- ゴーストルール
- セツナトリップ
- 夜咄ディセイブ
天ノ弱
天ノ弱は164さんが制作している曲になりますが、164さんが手がけている曲は総じて難しい印象があります。
天ノ弱は単音弾きのテクニックを強化したい場合にはとてもオススメで、この曲がしっかりと弾けるようになれば、今の状態で挑戦する曲の単音弾きには大体困らなくなるでしょう。
ヒバナ
ヒバナのイントロは少しクセがありますが、リズム感強化に向いています。
曲のテンポも少し早めで、ハードな曲に挑戦したい場合にはとても楽しく練習できる曲になっていると思います。
個人的には途中で入ってくるブレイクのフレーズがすごく好きで、あそこに自分ありのアレンジが入れられるようになると、更に楽しく演奏できるでしょう。
ゴーストルール
ヒバナと同じ作者さんが制作した曲『ゴーストルール』です。
ヒバナと比べると、難しさはそこまで感じないと思います。
しかし、ラウドロックな一面が垣間見えるので、所々リズムの取りにくい部分が出てくるかと思いますが、そのポイントをクリアすることができれば、ボカロに限らず演奏できる曲の幅も広がるのでオススメです。
セツナトリップ
セツナトリップは正直この中で一番難しいかもしれません。
ギターソロの部分に関しては早いですし、Aメロは単音弾きのフレーズになるので、一筋縄では行かないポイントが多いと思います。
しかし、セツナトリップが弾けるようになると右手の強化と左手の強化につながるので、かなり練習になると思います。
今まで弾けなかった曲が弾けるようになるという現象も出てくると思うので、レベルアップには必須の曲として考えて良いですね。
夜咄ディセイブ
夜咄ディセイブはここまで紹介してきた曲の中でも異色の曲になります。
基本的な演奏スタイルがカッティングスタイルになるので、ロックと言うよりかは、カッティング系の曲の技術を伸ばしていきたいという人向けです。
夜咄ディセイブが演奏できるようになると、なんとなくですが、中西さんやマウリーさん系のプレイスタイルの習得に近づくので、憧れている人は練習の価値ありだと思います。
最初は難しいかもしれないけど、一気にレベルが上がるキッカケに
以上で、ギター初心者でも演奏できるボカロ曲の紹介でした。
千本桜が入っていなかったことに疑問を持った方もいると思いますが、千本桜は普通に難しい曲の部類になるので、最初のうちは手を出さないのが無難です。
イントロの部分とかをギターの単音で弾きたくなるものですが、小指は使わないといけないしワイドストレッチなフレーズになるので、おすすめできません。
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