ブロガーになると、『タッチタイピングスキルが必要になってくるんじゃないか』と頭をよぎったことがある人は少なくないのではないかと思います。
結論から先にお伝えすると、必須ではありません。
しかし、タッチタイピングができたらそれなりにメリットはあります。
本記事では、僕が一ヶ月間のタッチタイピングの練習で成長した度合いと、ある程度タッチタイピングできるようになって良かった事を実体験を交えてお伝えします。
- タッチタイピングのメリットを知ることができます。
- 1ヶ月でどれほど成長できるのか目安を付けられます。
- シンプルにタッチタイピングの練習方法を知ることができます。
タッチタイピングとは
タッチタイピングは、キーボードを見ずに画面を見ながらタイピングを行うことです。
もしかしたらタッチタイピングではなく、『ブラインドタッチ』という名称のほうが馴染みがある呼び名かもしれませんね。
僕もブラインドタッチでなれていたのですが、気が付かないうちにタッチタイピングに通称が変わっていました。
タッチタイピングという呼び名が通称になった理由は下記にあるようです。
タッチタイピングに変わった理由
『ブラインド』という言葉が盲目という表現に取れ、差別的ではないかと指摘されることが多くなってきたため。
一部の人から指摘が上がっているだけのようですが、トラブルの元になる可能性のある名称をあえて呼ぶ必要はないかと思うので、これを機会に『タッチタイピング』と呼ぶようにしましょう。
タッチタイピングを1ヶ月練習してみての成長度
先日タイピングについての計測ツイートをしたのですが、結果として現在はe-typingというタイピング練習サイトの計測で『A判定』を取れるレベルまで成長しました。
先月から取り組んでいるタッチタイピングなんですが、先程e-typingで『A』評価を獲得しました。
タッチタイプをするようになってから思ったことは、案外キーボードを見なくても早く打てるようになることと、指先が疲れない。 pic.twitter.com/k55EeEAJPr
— セイタ@SEOライターの卵 (@seita_blog) 2019年4月7日
1ヶ月で『A判定』だったのですが、1日の練習時間は15分ほどなので、もっとしっかり練習していれば更に良い結果を出せたかもしれません。
しかし、少ない練習時間の中でも予想以上にキー配置を覚える事ができたので、自分でも驚いています。
少ない時間で実力を付けた練習方法を解説する前に、まずはタッチタイピングを習得する事によって得られるメリットをお伝えしたいと思います。
タッチタイピングから得られるメリット
タッチタイピングから得られるメリットは、主に身体面に大きく影響してくるなと感じています。
『スピードが上がるかも!』と期待していたかもしれませんが、それは練習あるのみだと思うので、効果的な練習方法はメリットの後にお伝えしたいと思います。
メリット① 疲労感が圧倒的に少ない
キーボードを見てキータッチするのと圧倒的に指の疲労感は軽減されます。
なぜタッチタイピングのほうが疲労感を感じづらいかというと、タッチタイピングの方がキーボードを見てキー入力するよりも、余計な動きをすることなく最小限の動きでキー入力することができるからです。
タッチタイピングをある程度実践してみるとわかるのですが、これは本当に実感します。
今までいかに余計に大幅な動きをしていたのかと言うのが露骨に出ますし、キータッチ音もタッチタイピングのほうが余計な力を入れなくて良くなるので音が小さくなります。
メリット② ミス率が少なくなる
基本的に各指に割り当てられた指でキー入力を行うので、ミス率が少なくなります。
正直慣れるまでは、ある程度入力ミスが多発するのは避けられません。
しかし、段々とキー入力する指が感覚でわかってくると圧倒的にミスタッチが少なくなるので、バックスペースの連打率が少なくなって結果的に入力スピードを上げることが可能です。
メリット③ 肩こりが比較的楽になる
キー入力をする時に今までと違って、ほぼPCディスプレイを固定で見続けることになります。
画面を見てのキー入力になるため、今までのようにキーボードを見て画面を見ての繰り返しをしなくても良くなる分、肩こりが比較的楽になったように思います。
これってブロガーにとって結構重要なポイントなんじゃないかと思っていて、肩に疲労が溜まってくると休憩に入ったり、集中力が無くなってきたりとデメリットがとても多いと思うんです。
集中力をより持続させて内容の充実できたブログを書けたら、読者に喜んでもらえるキッカケになるでしょうし、あなた自身も嬉しくなる機会が増えるキッカケになります。
タッチタイピングの効果的な練習手順
一通り僕が感じたタッチタイピングのメリットをお伝えしたところで、タッチタイピングの効果があった練習方法を解説していきます。
練習方法の概要は下記になります。
タッチタイピングの練習手順
- 『あいうえお』を最初に覚える
- フリーソフト及びサイトを使用する
- ブログで定期的にタッチタイピングを使用する
大きく分けて以上3つの方法で練習していきます。
詳しい練習方法や使用ソフトに関しては、この後に解説していきますので、順を追ってご覧ください。
タッチタイピング練習で使用するフリーソフトとサイト
使用するサイトとフリーソフトは下記を使用しました。
各テキストをクリックして頂くとダウンロードページに移行できるようにリンクを張っています。
使用するフリーソフト
※Ozawa-Kenは一見有料ソフトに見えますが、無料ソフトなのでご安心ください。
使用するサイト
タッチタイピング練習手順① ホームポジションを覚える
まずは、ホームポジションと呼ばれる指を基本的に置いておく場所に慣れましょう。
『F』と『J』の部分に凸があるとおもうので、それぞれ左手と右手の人差指をおいて、各指の担当キーは下の画像を参考にしてください。
各ホームポジション
左手小指から『A』『S』『D』『F』
右手人差し指から『J』『K』『L』『;』
各両手の人差し指は2行分のキー入力を担当します。
タッチタイピング練習手順② 『あいうえお』をまずは覚える
『あいうえお』を覚える簡単な方法は特に無いのですが、10分ほどあれば比較的覚えられると思います。
個人差はあるかと思いますが、メモ帳で『あいうえお』を入力したら改行をして、50行くらいまで入力できたら指には馴染んできているはずです。
この時に『あ・いうえお』というようにワンクッションおいて入力すると、より覚えやすいので参考にして入力を繰り返し行ってみてください。
『ういお』が左手の人差し指・中指・薬指で入力できるので、この部分を頭で理解できているとより成長スピードが早まるでしょう。
タッチタイピング練習手順③ MIKAタイプの『ローマ字単語練習』を繰り返す
ある程度『あいうえお』の入力ができてきたら、先ほど紹介したフリーソフトの『MIKAタイプ』を使用して、ホームポジションの練習とローマ字単語練習を重点的に練習してみてください。
恐らくいきなりローマ字単語練習に行ってしまうと満足に入力できずに絶望すると思うので、最初はホームポジションの練習を行って慣れてきたら、ローマ字単語練習に移行するのがスムーズかと思います。
タッチタイピング練習方法④ e-typingで腕試しチェック
MIKAタイプのローマ字単語練習にも慣れてきたら、実践としてe-typingの腕試しチェックをやってみてください。
案外入力できる人もいれば、意外と入力できていなかったという人もいると思うので、うまく入力できなかった場合はMIKAタイプでもう一回練習を繰り返し行ってみて、うまく入力ができた人はe-typingで入力練習を継続です。
タッチタイピング練習方法⑤ 寿司打のオススメコースを繰り返す
ある程度e-typingで入力ができるようになってきたら、寿司打に挑戦してみて下さい。
寿司打はe-typingと違って、寿司皿が右に流れていく前に入力しなければいけないので、結構焦ります。
この焦りが良い効果を出してくれていて、皿が右に流れないように間に合わせなきゃいけないため、必然的にキー入力のスピードが早くなり、タイピング速度を底上げさせることが可能です。
この手順を繰り返し行っていただくことによって、タッチタイピングは習得可能なので、僕みたいに空いた時間の暇つぶし程度に取り組んでも効果は必ず出てきます。
タッチタイピングができるようになると、またひとつブログを更新する楽しみが増えますよ
タッチタイピングを習得するのは、長い目で見てメリットが多い
タッチタイピングを習得すると時間や体力の削減ができるので、より効率的にブログの運営をしたい場合に有効な手段ではないかなと思います。
タッチタイピングで思いつくデメリットは、慣れるまでに練習が必要なくらいだと思うので、時間がかかったとしても覚えて損のないスキルではないでしょうか。
僕は今の所、キーボードを見てキー入力をするのに慣れてきてしまっているので、タッチタイピングのキー入力速度は敵いませんが、あと数ヶ月練習すれば追いつくような気がしているので、僕も継続して速度上昇に励みたいと思います。
より成長速度を高めるためにキー入力しやすい環境を作るのもあり
補足で、タッチタイピングを本格的に頑張ってみたいと思っていれば、新しいアイテムを導入してモチベーションを上げるのもありです。
僕は東プレというメーカーから出ている『REALFORCE R2-JP4-BK』というキーボードを使用しているのですが、このキーボードを使い始めてからキー入力がしやすくなり、指の疲労度もかなり軽減されました。
あわせてARCHISSのリストレストも使用しているのですが、これもあるのと無いのとでは手首の負担感が変わってくるので、長時間タイピングするのに適しています。
これらがなくても充分タッチタイピングの練習はできますが、更に効率の良い成長とモチベーションを高めたい人にはオススメです。