プログラミング初心者がLaravelを学習するのにベストなタイミングっていつなんでしょう。
ぼくは、PHPの基礎学習を3ヶ月ほどやって色々とテストプログラムを作成してから、Laravelに取り掛かりました。
しかし、ある程度(それこそ1/10ほど)理解できるくらいのもので、Latavelを始めて2ヶ月ほど経ちますが未だ難しいという考えが抜けない状況です。
とはいえ、Laravelを始めたことによって共同制作の機会を得ることができたので、転職前にいい経験ができるのは嬉しく思っているところなのですが・・・。
ぼくのブログは、プログラム初心者~熟練者さんがTwitterから見に来てくれていることが多いと思うので、プログラミングを始めて半年経った視点からLaravelを学習するベストなタイミングはこれくらいかなーという考えをお伝えしていきたいと思います。
プログラミング初心者がLaravelを学ぶベストなタイミングは?
Laravelを学ぶなら、PHPの知識とある程度の経験を詰んでからのほうが良いです。
じゃないと、PHP制作で効率よく開発できるはずのツールが逆に苦労するものになってしまいます。
PHPで制作することに慣れてからがベスト
PHP初心者がある程度PHPの基礎学習を終え多段階で、フレームワークを学習するというのはとても良く分かります。
ぼくもそうでしたし、大半の人は今よりも楽に開発ができる方法があるなら、その方法を実践したいと思うはずですしね。
ただ、PHPのフレームワークということは、PHPの基礎や仕組みについてしっかりと理解していないと苦労するだけのものになってしまいます。
というのも、ぼくも初心者に毛が生えた程度でLaravelに着手したのですが、現状とても苦労しているという実情があるからです。
実際、イレギュラー的な制作でSSHが使用できない(コマンドでphp artisanなどを使用できない)状況での制作環境なので、通常よりは難易度が高めなのですが、PHPの知識理解ができていれば苦労しないはずですから、PHPについての理解はしっかりとしておいたほうが良いですね。
PHPの理解がしっかりできている状況って?
では、どんな状況がPHPの理解がしっかりできている状況なのかという話なのですが、最低ラインが下記になってくると思います。
- オブジェクト指向について理解している
- クラス等を作成して自由に使える
- PDOなどを使って、データベース操作が出来る
LaravelはMVCモデルという概念を使って制作していくわけなのですが、上記の3ポイントは出来ないと結構つまずくと思います。
オブジェクト思考では、Laravelの理解の早さ。
クラスを自由に使えるのは、MVCのコントローラで。
PDO等でデータベースとデータの受け渡しができるのはMVCのモデルで必要に。

最低でも、バックエンド言語であるPHPの核となるデータベースとのデータの受け渡しは間違いなく出来ておいたほうが良いですね。
動画学習での勉強は効果があるかどうか
動画学習でのPHP学習やLaravel学習は、効果有りだと思います。
しかし、動画学習をしているだけでは正直厳しいです。
というのも、動画学習をしている時の状況を考えてみてもらえると分かると思うのですが、『見様見真似でわからないところは理解しないでとりあえず完成に足を進める』パターンが多いと思います。
これで満足してしまっては、全然身についていないんですよねー。
確かに書いているコードからPHPやLaravelの雰囲気については知ることができると思うのですが、実際に自分で何かを作るという状況になったときに全然理解できていなかったことに気付くポイントがいくつも有りました。
そのため動画学習だけで満足せず、『自分で何かを作る』という状況に身を投じることが、とても重要だとぼくは考えています。
Laravelを学習する前にオススメのPHP学習方法は?
とはいっても、『自分で何かを作る』というのはプログラミング初心者にとって難しい問題だと思います。
そこで、ぼくが実践すればよかったなーと思ったポイントに触れつつ、PHP学習にベストなプロセスをお伝えしましょう。
書籍を購入してPHPを学習する
まずは、書籍を購入してPHP学習をすることについて。
書籍に関しては、購入するに越したことないと思います。
ただ、書籍の中身を丸暗記しようとするのは、効率が悪いです。
というのも、プログラミング初心者に向けた書籍は基礎となる知識が沢山はいっているのですが、それを丸暗記しようとしても100%無理です。
そのため、書籍を購入して全てを暗記しようとするのではなく、知識が必要になったときに書籍を広げて情報ソースとして使用するようにすれば、効率よく手を動かしてPHPの書き方を身につけることが出来ます。
動画学習サイトを使用してプロから学ぶ

ポイント
これには理由があって、通常20,000円を越える動画がセール時に2,000円以下で購入出来る驚異のセール週間があるからです。
ぼくもいくつかの動画を購入していますが、どの動画もわかりやすいものが多く、プログラミングを身につけるのには良いんじゃないかなと思います。
ただひとつだけ注意点があって、教える講師によって話し方や録音環境に癖があったりします。
そのため、レビューをしっかりと見た上で購入するようにしましょう。
おすすめのPHP動画は、タニグチマコトさんの『PHP+MySQL(MariaDB) Webサーバーサイドプログラミング入門』が良いと思います。
タニグチマコトさんは『よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】』という書籍も出していますが、この書籍の動画版と思ってもらって問題ないです。
セール時に購入すると書籍を購入するよりも安く、わかりやすい学習教材が手に入るので、セール時には購入を検討するべき動画でしょう。
自分で簡単なプログラムを作ってみる
さて、最大の難関『自分でプログラムを作る』です。
正直、何を作ったら良いかわからないプログラミング初心者って多いと思うんですよね。

もし何かを作らなきゃいけないのに、何を作れば良いのかわからないという状況になって困った場合は、自分からなにか作らなければ行けない状況を作ってしまうのがベストです。
これは何でも良いと思います。
友達がオンラインゲームをしているなら、アイテム管理用のデータ管理アプリを作成してみるとか、お母さんが家計簿を作っているのであれば日別で管理できる家計簿アプリを作ってあげるとか。
ポイントは『誰かのために作る』というところで、人の役に立つものを作るという状況に身を置くとモチベーションも高くなるので、途中で諦めるという状況にもなりづらくなります。
是非お試しください!
Laravelをすぐに覚えようとすると、逆に苦労するかも
前半は、Laravelを学習するのにはLaravelを学習する際のタイミングについて、後半はPHPを学習するのにベストな手順についてをお伝えしました。
Laravelを学習するのに、青本という有名な『PHPフレームワーク Laravel入門』があります。
基本的には、こちらで学習するのが現状最適な学習方法になるのですが、試しに購入してみてレベルが高いと感じたらLaravelの学習を一旦保留にしてPHPの制作経験をもう少し詰むという段階に戻っても良いでしょう。
青本は後になっても役に立つ情報ソースになるので、購入しておいても損になることは無いのが良いところ。
本記事の内容を参考に是非PHPの理解を深めて、Laravel習得に励んでくださいね!
(ぼくもがんばります(笑))