あなたはブログのカテゴリーを適切に作成できていますか?
雑にカテゴリーを分けてしまうと、SEO的にもユーザーの使い勝手的にも、あまりよくありません。
カテゴリーは多すぎず深すぎず、シンプルにまとめることが大切です。
ブログ自体の運営が初めてだとカテゴリー分け方が分からず、記事を書いていたらカテゴリーがすごく増えてしまっていた。
なんてことはよくある話ですね。
そうなってしまえば記事の管理も難しくなりますし、Googleが何のサイトなのかもわからなくなってしまう危険性があります。
そのため本記事では、初心者が失敗しないカテゴリーの分け方と、カテゴリーを意識した記事の書き方について解説していきたいと思います。
本記事の内容
- SEOを意識したカテゴリーの分け方
- カテゴリーを意識したブログの書き方
ブログのカテゴリー分けのコツは多すぎず深すぎないこと!
ブログのカテゴリー分けのポイントとしては、親カテゴリーを多く作りすぎず、サブカテゴリーの階層を深くしすぎないことです。
これは、Googleのクローラーがあなたのブログの構造を理解しやすくするために必要なことになります。
あなたのサイトの構造が分かりづらいということは、何のサイトなのかを理解してもらえないということになってしまうので、必然的にSEOに良くない環境になってしまうのです。
カテゴリー分けのポイント
- 階層は親カテゴリーと小カテゴリーのみにする
- カテゴリーは『単語』で作成する
- 親カテゴリーは3つくらいにしておくのがベスト
- サブカテゴリーは記事の内容に合わせて作る
このポイントを抑えておけば、ブログを運営をしていく中で自分を見失わず、ユーザーにもGoogleにも好かれるサイトにすることが可能です。
それでは、今回解説するポイントについて深掘りしていきましょう。
カテゴリーの階層は親カテゴリーとサブカテゴリーのみにする
カテゴリーの階層は親カテゴリーとサブカテゴリーのみで構成するようにしましょう。
これは先ほどもお伝えしたとおり、Googleがあなたのサイトの構造を理解しやすいようにするための工夫です。
シンプルなディレクトリ構造を作成する
コンテンツが適切に整理され、訪問者がサイト上のどこにいるのか判断しやすいディレクトリ構造を使用します。ディレクトリ構造を利用して、その URL で見つかるコンテンツの種類を表すようにします。
引用:ウェブマスター向けガイドライン『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』
このようにGoogleが深すぎる階層について推奨していないという事実もあるので、どうしても収まりきらない内容という事になってくればサブのサブカテゴリーを作成しても良いと思います。
しかし、それ以上に深くなるとGoogleが認識しづらい構造となってしまうので、目安はトップページから3回のクリックまで。
可能な限り浅い階層にしておくことがベストです。
カテゴリーは『単語』で作成する
こちらはユーザーが見たときの『見やすさ』と『理解のしやすさ』重視です。
たまに見かけるのですが、単語ではなく『◯◯◯の話』とか『◯◯◯の使い方』などがカテゴリー名になっているサイトが結構あります。
ひと目見て理解できないカテゴリーは、文章を読まなければ理解ができないという手間をユーザーに与えてしまうので、カテゴリー名は単語で設定をするようにしましょう。
親カテゴリーは3つくらいにしておくのがベスト
ブログを始めて間もないときはカテゴリーを3つほどにとどめておくのが良いでしょう。
3つの内、ひとつのカテゴリーを中心に記事を書いていき、記事ネタに困ったときに残りの2つのカテゴリーの記事を書いていくのがオススメです。
これにはメリットがいくつかあって・・・
- 範囲を定めることでサイトの軸が定まる
- メインとなるカテゴリーの記事を決めることで専門性が高まる
- サイトのジャンルがユーザーとGoogleに理解してもらいやすくなる
などなど、あなたとユーザー、Googleにメリットがあります。
専門性が高まりGoogleにも理解されやすく、ユーザビリティも向上するので、必然的にSEOに良い効果が期待できるというわけです。
カテゴリーを意識したブログの書き方
記事を作成するときには、カテゴリーを意識した記事作成が重要です。
ぼくは主に3つのポイントが重要だと考えています。
ポイント
- 記事タイトルにカテゴリ名を入れる
- ひとつのカテゴリーを中心に書いていく
- カテゴリーの内容に沿っていない内容を含めない
続いてはこちらのポイントについての、解説です。
記事タイトルにカテゴリ名を入れる
必然的に記事タイトルの中にはカテゴリーの文字が入るかと思うのですが、念の為ですね。
ウェブマスター向けガイドラインに沿うとすれば、記事タイトルの中にカテゴリのキーワードが入っている方がGoogleは理解しやすくなるはずです。
そのため、『読みたくなるようなタイトル+カテゴリキーワード』をタイトルの中に自然に盛り込むことによって、SEO対策を更に強めることが出来るでしょう。
ひとつのカテゴリーを中心に書いていく
前章の『親カテゴリーは3つくらいにしておくのがベスト』でも少し触れましたが、親カテゴリーを3つ作成したとしたら、そのうちひとつの親カテゴリーをメインに記事を書くことをオススメします。
そうすることでサイトの専門性が高まり、Googleはあなたのサイトがどのような情報を発信しているサイトなのかを理解しやすくなるからですね。
また、ある程度メインに発信するカテゴリーを決めておくことによって、自分がどのようなコンセプトで立ち上げたサイトなのか見失わずに済むので、サイトの軸を保ったままコンテンツを増やしていくことが可能になります。
カテゴリーの内容に沿っていない内容を含めないこと
ここでは、例として『アフィリエイト』というカテゴリーを例に挙げて解説してみましょう。
カテゴリー:アフィリエイト
タイトル:ブログで集客するために必要な7つの方法とは!SEO対策を理解してPVを増やそう!
一見『集客』というキーワードが入っているので、アフィリエイトに関連していると考えてしまいがちになりますが、『ブログの集客=アフィリエイト』には残念ながらなりません。
アフィリエイトは集客した後のアクションになるので、この記事タイトルからすれば『SEO対策』というカテゴリーに位置付けするのが妥当ではないかなと思います。
おそらく記事の中でSEO対策という単語は間違いなく入ってきますし、検索エンジンで集客するための方法としてキーワード選定などの解説がされていることを考えると、ほぼ間違いないでしょう。
このようにカテゴリーの内容に沿っていないタイトルや内容の記事は、適切なカテゴリーを作成して分類するようにしましょう。
カテゴリーを適切に作成して、使いやすいサイトを心がけよう
カテゴリーは、読者があなたのサイトに訪れてどのような情報が発信されているのかを確認するのに最も簡単な確認方法です。
そのため、カテゴリーを開いたときに関係のなさそうな記事タイトルが表示されれば、読者はなんのカテゴリーを見ているのか迷ってしまうでしょう。
という感情が発生すると離脱率が上昇し、サイトの回遊率が低下してしまいます。
そういった機会損失を防ぐためにもカテゴリーとその内容をしっかりと整えて、ユーザーが使いやすく、Googleに認識してもらいやすいサイトづくりを心がけていきましょう。
初心者でもできるSEO対策の基本とブログの記事の書き方はこちらで詳しく紹介しているので、是非ご覧ください。
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