プログラミングを始めようとしたときに、既にプログラミングを始めている人の中にはWindowsとMac派が居ますよね。
恐らく大半のプログラミング初心者が、プログラミングを始めるためにMacを購入したいと思うものではないでしょうか。
しかし、あえて断言しましょう。
プログラミング初心者には一定の条件を除いて、絶対Macが必要ということは有りません。
というのも、プログラミングを初めてMacを使えば楽な部分も多くあるのですが、『Macでしか開発作業を行わないか』と言われると、Windowsを使うことも充分に機会としてはあります。
そのため、本記事では既にWindowsを持っている人がプログラミングを始めるのに当たって、Macが本当に必要になるのかという視点で解説を行っていきましょう。
プログラミング初心者にMacは必要なかった!?MacBookProを実際に購入してみての感想
ぼくは2019/6からプログラミングの学習を初めて、今ではサイトの制作やPHPのLaravelを使用した開発をしています(ちなみにまだ転職は完了していません)。
例に習ってプログラミングをするためにMacを購入してみたのですが、時間が経ってみると『これは絶対に必要というのは、購入する人の状況によるな』と思い始めました。
プログラミング開発に必ず必要なわけではなかった
Qiitaやブログサイトなどを見ていると『プログラミングをするにはMacは必須!』という意見がとても多いと思います。
確かにMacがあるとTerminalを使用してCUIの学習をするときにも役に立ちますし、Unixコマンドを覚えることによってローカル環境の構築をする際やフレームワークを使用するときに耐性ができているため、少し楽です。
ただ、必須と言われるとそうなのかなと疑問が。
正直コマンドラインはWindowsでもコマンドプロンプトというものがありますし、Gitを使用するときにはGitBashがあるので、Windowsでも学習は可能です。
開発をするのにも、Windowsでディスプレイの2枚目を購入して開発を行ったほうが、割と快適に開発できるんじゃないかなと思うので、Macがなければ開発ができないんじゃないかという考えは持たなくても大丈夫ですね。
言語にもよるけどWindowsでも余裕で開発できる
WindowsとMac両方を使用して開発を行っていると、正直そんなに差は有りません。
言ってしまえば、『プログラムを書く』という動作はどっちのPCを使用していても変わらないですからね。
ただ、言語によってはMacを使用するほうが便利なのかなーと思っている部分もあって、SwiftやRubyなんかの開発をしたいと思っている場合は便利に使えると思います。
- HTML/CSS
- JavaScript
- PHP
- その他言語
これらをとりあえず一定のスパンを見据えて学習したいということであれば、Macじゃなくても大丈夫です。
フロントエンド系の言語はコードエディターさえあれば開発できますし、PHPに関してはXAMPPがあれば開発できます。
環境によっては、Macが必要になる場面も
『環境によっては・・・』って自分で書いて思ってしまったのですが、環境によってはというのはMacでしか開発できない限定的な言語がある場合です。
先程の繰り返しになってしまいますが、Swiftなどですね。
Rubyに関しては、Windowsでも開発はできますが、環境構築をする際に少々面倒な部分が出てくる可能性も否めないので、Macがあれば便利に開発することができるんじゃないかなと思います。
あとは転職を見越しているのであれば、Macを使用するのも有りです。
ご存知の通りプログラマーがMac使用率が高いのは間違いではないので、転職先の環境に合わせて柔軟に対応できるようにするためにMacを購入するというのも良いでしょう。
もしこれらの確たる理由が浮かばない場合は、普通にWindowsで開発及び学習に取り組めると思うので、迷う前にコードを書き始めてしまったほうが成長速度は上昇すると思います。
プログラミング初心者がMacを買うための言い訳
ここまでは、『プログラミング初心者が必ずMacを購入しなければいけないのか』という視点で、解説を行ってきました。
しかし、プログラミングを始めることを理由にMacを購入したいという欲が倍増する場合もありますよね。
ここからは、そんなあなたに向けて『Macを購入するためにぼくが使用した大義名分』をお伝えしようと思います。
(購入の際に自分に言い聞かせるのに役立ててください。)
WindowsとMacを両方使って、環境の差を埋めたい
先程も少し出てきましたが、WindowsとMacの環境を埋めるというのは割と重要かなと。
就職するにも、フリーランスとしてWebデザイナーの仕事をするのにしても、基本的には相手の要望に対して答えていくのはマストです。
っと考えれば、Windows環境とMac環境を持ち合わせていれば、相手の望んだ環境に柔軟に合わせることができるので、フリーランスであれば仕事が受けれなかったという機会損失も防げるんじゃないかなと思います。
ドットインストールやUdemyの学習環境に合わせたい
ドットインストールやUdemyを使用して学習していればわかると思うのですが、Macでの開発をしている場合がほとんどです。
基本的にはコードを書いているだけなので、そのままWindowsに脳内を変換して翻訳しつつ開発していけば問題ないのですが、自分の知らない単語が頻出するとモチベが下がってしまいます。
Windowsを使用してプログラミングの勉強をしていたときに、『Terminalってなに?!LinuxってOSなの?!』となっていたときが懐かしいです。
まぁ、それは置いておいて、学習環境に自分の開発環境を合わせることでスムーズに学習していくことができるので、時間の先行投資としてMacを購入するのは十分な理由になるでしょう。
MacOSでしか使用できない言語で開発したい
主にiOSのアプリを開発したいと考えていれば、Macは必須になってきますよね。
Macがなければ開発できないのですから、購入しない理由はないと思います。
ただ、学習してから間もないときからSwiftをぶっつけで学習し始めるかというと、そうでもありません。
まずは、予備知識としてHTMLやCSSを学んだ後にコードの書き方の雰囲気を学んでから、プログラムの学習をし始めるパターンがほとんどだと思うので、その段階ではまだWindowsで大丈夫です。
Macを購入するのは必須じゃないけど、ほしければ大義名分を準備しよう
本記事の内容をご覧いただいてわかったと思うのですが、プログラミングをするからといって必ずMacが必要になるのかと言われると、正直そうではないんですよね。
実際にぼくもMacを購入して学習をしたりしていますが、Macを使用する場合とWindowsを使用する場合とで半々くらいです。
主な使い方としては、趣味でプログラミングをしている時と共同開発をしている時とで、MacとWindowsを分担。
相手がWindows環境で開発しているとなると、ローカル開発環境はXAMPPを使用している場合がほとんど。
その環境に合わせてMacでもXAMPPをインストールするかと言われたら、CUIでVagrantを動かしたほうが楽なのでインストールはしないと思います。
こういったときにWindowsがあると役に立ちますし、相手がMacであればいつもの環境で開発を進めることができるので、なお便利です。
開発するのにMacはあれば便利だけど、無くても別に問題ないレベル。
あとは購入する理由としては物欲になってくると思うので、僕のように物欲センサーが働いている人は購入しても良いかもしれませんね!
一瞬幸せな時間を体感できることでしょう。
(ちなみにスペックは最低ランクのスペックで十分事たります。)