今回はプログラミングの変数について、解説してみたいと思います。
『変数』って聞くと数学のようなイメージが湧くと思いますが、全く異なるものとなっているのでごっちゃにしないように注意してください。
プログラミングをしていく上で、変数を扱えるようになると便利にコーディングができるようになるので、ぜひ習得しましょう。
プログラミングの変数ってなに?使い方や代入方法などをわかりやすく解説!
プログラミングの変数は、ある処理を入れておいくボックスのようなものをイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
プログラミングの変数とは
プログラミングの変数を使用することによって、何回も同じコードを書かなくても代入した変数を書くだけで、変数に代入したコードの処理を行ってくれます。
いわば、代名詞的な感じのイメージを持ってもらえたらイメージしやすいはずです。
変数の定義方法
例えば、このようなコードがあったとします。
jQuery
var example = $('.container').find('#first');
上記のようなコードがあったら、『example』という変数に『$('.container').find('#first');』という処理が入るようになります。
この変数を使用するとすると
jQuery
$(function(){
$('main-btn').click(function(){
var example = $('.container').html('正常にクリックされました');
example.css('color','red');
});
});
このようにすることができます。
本来『$('.container').html('正常にクリックされました').css('color','red');』このような書き方をしなければいけませんが、変数を使用することによってかなりスッキリ見やすくすることが可能です。
言語による変数代入の違い
変数の代入方法は言語によって、使用が異なります。
先程の変数の代入方法はjQueryの変数代入方法になりますが、これがPHPになってくるとこちらのようになります。
PHP
<?php
$ example = 代入する処理;
?>
このように言語によって変数の代入方法は変化してくるので、その都度学習する言語の変数方法を理解しつつ有効活用していくようにしましょう。
プログラミングで変数を使う理由とは
プログラミングで変数を使う主な理由は、先程も少しお伝えしましたがコーティングを楽にしたり、見落としのリスク、処理の変更等が容易に行えるようになるという点です。
変数を使うとコーディングがとても楽になる
変数を使用すると先程紹介したコード例のような感じで長い処理内容だったり、ひとつの処理の中で繰り返し使うようなものが存在する場合にコーディングがとても楽になります。
長い関数を変数に入れておくと便利
例えば、先程は1行のコードを変数に代入しましたが、関数を入れることも可能です。
そのため、jQueryで例えるとセレクターをクリックしたときに現在見えていないテキストをフェードインで表示させて、更には色の太さと色を変えるという処理をその都度書かなくて良くなります。
変数を書くだけで上記の処理が行えるようになるので、変更の必要がない関数であれば代入して変数を使用したほうが時間短縮にもなるでしょう。
コーディングした処理の変更も楽々
変数に代入している処理を後々になって変更したいときもあると思います。
そんな場合には、こちらのようにすればOKです。
jQuery
$(function(){
$('main-btn').click(function(){
var example = $('.container').html('正常にクリックされました');
↓
var example = $('.container').html('クリックされました!');
example.css('color','red');
});
});
このように変数の内容を書き換えるだけで、変数を使用している処理すべてを書き換えることができるので、これもかなり時短に繋がります。
書きミスも少なくなりますね!
変数等の小技を駆使しつつ、効果的にプログラミングを覚えていこう
プログラミングには、色々な小技なるものがあります。
これをうまく扱えるかどうかによって、開発効率やプログラムを受け渡しする際にクライアントに理解されやすいデータを送ることも可能です。
プログラミングをしているうちに変数の便利さなどの小技を理解できるようになって、自然に使えるようになってくると思うので、継続してプログラミングでコーディングしつつ身につけましょう。
プログラミング言語の学習方法に関しては、Udemyを使用するとプロ講師の解説のもと、動画と音声で学習する事ができるのでおすすめです。
自分にあっている学習方法を見つけて、どんどんプログラミングを身に着けていきましょう。