このような悩みを、ブログで実績を出し続けているプロブロガーの意見も含めて解説します。
ブログで最適な文字数は、初心者ブロガーが疑問を持ちやすいトピックだと思います。
結論としては、ブログで最適な文字数は『キーワードを検索したユーザーの問題を解決するのに必要な文字数』です。
なぜそう言い切れるのかを本ブログで上位表示されている記事を参考資料にし、ブログが読まれる条件や適切なSEO対策について解説します。
本記事の内容
- ブログで最適な文字数を書く3つのポイント
- 読まれるブログを書く4つのコツ
- ブログで最適な文字数を書いて強いSEO対策をする方法
本記事の信頼性
ブログで月に30万円ほどを稼ぎながら生活しているフリーランス。Googleアップデートに左右されないコンテンツSEOが得意です。
ブログの最適な文字数についてのプロの意見
だから「この記事であげるには何文字書けばいいんですか?」という質問をする人は、観点が違うんよね。
テーマによって文字数が変わるから、サクッと終わるのは短いし、たくさん書かなあかんやつは長くなる。
— マクリン (@Maku_ring) May 10, 2020
クエリによるでしょうね…。
詳細な説明が必要なクエリだと、関連キーワード拾っていくだけで結構文字数いっちゃいますので、あくまで「読者のニーズを満たす」ことを意識すれば文字数は二の次でよいのかと。
拾っていただきありがとうございます!
— Sanzzo|サンツォ @ブログ部 (@UNDERCOVER_ing) November 2, 2018
何度も書いてますが、SEO最適化よりも、まずは「分かりやすい記事」です。
文字数なんてどうでも良くて、「サイト訪問する読者を満足させることができるか」という、この1点だけ意識すれば大丈夫です。無駄にテキストを積み上げても上位は取れません#peing #質問箱 https://t.co/M8D0kHj59P pic.twitter.com/ZFqZrJoolP— マナブ@バンコク (@manabubannai) June 12, 2018
『ブログの文章って無難な文字数あるの?』
これは『無い』が答えです🙌
ぼくのブログでは、2,000文字未満で1位の記事がありますし、10,000文字近く書いて10位圏外の記事もあります🤔
そのため、検索キーワードに適した内容で、なおかつ問題解決が的確であれば、文字数は関係ありませんね😉✨
— セイタ@ブログ廃人 (@seita_blog) May 8, 2020
こっそり最後に先日したツイートも載せていますが、どの実力者ブロガーも『キーワードを検索したユーザーの問題を解決するのに必要な文字数』と言っていますね。
過去には長文SEOと言われるSEO手法がありましたが、現在ではGoogleアップデートによって、ただ長い文章の記事は評価されなくなってきています。
そのため、ユーザーの検索意図を解決するために必要な文字数を意識することが重要です。
ブログで最適な文字数を書くために必要な3つのポイント
ブログで最適な文字数は『キーワードを検索したユーザーの問題を解決するのに必要な文字数』です。
なぜなら、文字数でブログの良さが決まってしまうなら、SEOという言葉は存在しなくて良いからですね。
SEO対策については、こちらの記事から覚えるべきポイントを解説しているので、是非チェックしてみてください。
SEO対策の本質は検索ユーザーの問題解決で、上位表示できるのは解決能力が高い記事になってきます。
そのため、注視するべきは文字数よりも『検索ユーザーの悩みを解決するのに必要な情報量』を考えるのが適切です。
ブログで最適な文字数を書くために必要な3つのポイント①:文字数が少なくても上位表示出来る事を知る
実は検索キーワードによっては、2,000文字くらいでも上位表示が可能です。
こちらの記事は2,144文字ですが、Googleの検索結果で1位にランキングされています。
記事の内容としては、WordPressテーマのAFFINGER5で『スマホ表示のときにページを見やすくする方法』について解説しているのですが、必要以外のことは全く書いていない記事です。
そのため、検索ユーザーの問題解決に必要な内容が書いていれば、文字数に関係なく上位表示させることができると判断できます。
ブログで最適な文字数を書くために必要な3つのポイント②:検索キーワードによってブログで最適な文字数は異なる
検索キーワードによって、ブログで最適な文字数は異なります。
というのも、先ほど紹介した記事は『スマホの表示を見やすくするための方法』を解説するだけでOKな記事ですよね。
例えばこれが仕事系の記事だった場合は、以下のような内容で記事を書かなければいけません。
『仕事 ミス 報告しない』の場合
- 仕事のミスを報告しないデメリット
- 仕事のミスを報告するメリット
- 仕事のミスを報告できるようになる方法
こちらの記事は2,700文字で、先ほど紹介したAFFINGER5の記事と比較すると600文字近く少ないですが、Googleの検索順位で3位にランキングされています。
そのため、一概に文字数が多い、少ないからと言って検索結果で1位にランキングされるわけではないことが分かります。
ブログで最適な文字数を書くために必要な3つのポイント③:ユーザーニーズを的確に見抜く
ブログで最適な文字数を書くために必要なこととして、1番ベストな方法はユーザーニーズを的確に見抜くことです。
なぜかというと、検索ユーザーの悩み解決能力が一番高い記事が1位にランキングされるからですね。
そのため、文字数で上位表示しようと考えずに、検索ユーザーのニーズを的確に解決する記事を書くように心がけましょう。
検索ユーザーのニーズ分析の方法については、ブログ初心者が記事を書いて最速でレベルアップする3つのポイント!にて解説しているため、併せてチェックしてみてください。
ブログで最適な文字数を書いて読まれる記事にする4つのコツ
ここまではブログで最適な文字数について解説してきました。
次は最適な文字数でブログを書き、更に読まれやすい記事にするコツについて解説します。
読まれる記事にするコツ4つ
- 悩み解決に必要な順番を見出しにする
- 検索ユーザーにとって必要のない情報は書かない
- 文章だけにならないように記事パーツを適度に使用する
- 問題提起・解決方法・次の行動を意識する
ブログで最適な文字数を書いて読まれる記事にする4つのコツ①:悩み解決に必要な順番を見出しにする
1つ目は『悩み解決に必要な順番を見出しにする』です。
Googleで検索をしている検索ユーザーは、なにかしらの問題を解決したくて検索をしています。
そのため、ブログを読まれやすくするための第一条件として、問題が解決できる内容になっているかを伝えなければいけません。
例えば、本記事を例にするとこちらのようになっています。
本記事の見出し例
- 『ブログの最適な文字数』についてのプロの意見
- ブログで最適な文字数を書くために必要なポイント
- 読まれる記事にするコツ4つ
- ユーザー問題解決に必要な文字数です
それぞれの見出しごとの役割として更に詳しく見ていくと、このような役割を持っています。
本記事の見出しの役割
- プロによる根拠の裏付け
- 根拠解説
- 潜在ニーズの深堀りとプラスαの方法を解説
- 結論
このような役割にすることで、『キーワードに対しての事実確認をして、次にどうすれば良いのか』という気持ちの流れに沿ったコンテンツ作りができます。
記事の見出しを構成するときには、検索ユーザーが読み進めやすい構成にする必要があるため、知りたいと思っている順番で見出しを書いていくのがベストです。
ブログで最適な文字数を書いて読まれる記事にする4つのコツ②:検索ユーザーにとって必要のない情報は書かない
2つ目は『検索ユーザーにとって必要のない情報は書かない』です。
注意ポイント
文章が多ければ濃いコンテンツになると勘違いされがちですが、それは間違いなので注意しましょう。
というのも、常に検索ユーザーファーストの記事を書くことを前提に考えれば、余計な情報は書くべきではないですよね。
例えば、検索して表示されたページに自分が望んでいる情報が書いていなかった場合、読まれずにブラウザバックされてしまうのが良い例です。
そのため、検索キーワードに対して必要な情報だと思ったことに関しては書いてもOKですが、キーワードに対して関係のない情報に関しては書かないように注意しましょう。
ブログで最適な文字数を書いて読まれる記事にする4つのコツ③:文章だけにならないように記事パーツを適度に使用する
3つ目は『文章だけにならないように記事パーツを適度に使用する』です。

というのも、ブログを書いてみたら文字数が10,000文字を超えていたということがよくあるのですが、10,000文字を読むというのはユーザーにとって苦痛でしか有りません。
例えば、すでに知っているブログであれば自分に必要な情報があると分かりますが、大半は検索エンジンからたまたま見かけたページという位置づけになるので、文字だけだとまず読まれません。
そのため、ボックスや箇条書き、吹き出しなどをうまく使用して検索ユーザーが見やすい記事を心がけましょう。
読まれるブログにするための方法については、読まれるブログの書き方|プロブロガーが全手順を徹底解説!【初心者でも可能】でも解説しているので、是非チェックしてみてください。
ブログで最適な文字数を書いて読まれる記事にする4つのコツ④:問題提起・解決方法・次の行動を意識する
4つ目は『問題提起・解決方法・次の行動を意識する』です。
実は、ブログで読まれる記事を書く方法としてテンプレート的な順番があって、『問題提起・解決方法・次の行動を意識する』の順番で書いてみましょう。
読まれる記事テンプレート
- 問題提起の見出し
- 解決方法の見出し
- 次の行動へ促す見出し
このように書くと検索ユーザーの気持ちは、下記のように変化します。
検索ユーザーの気持ちの変化
- 問題を解決しない場合のデメリットを知って読む
- 解決方法が気になって読む
- 次の行動に必要性を感じるため他の記事を読む
少しずつ興味を引いていって、最終的に次の行動に促すという構成になっているため、初心者でも実践しやすい記事構成です。
そのため、記事作成に慣れていない場合は、こちらの順番を元にして記事を書いていくことで、闇雲に書くよりも滞在率やPVが上昇することが期待できます。
ブログで最適な文字数は、ユーザー問題解決に必要な文字数です
ここまでの内容を読んでいただければ、ブログで最適な文字数は何かが理解できたので、文字数に囚われたコンテンツ作りから脱却することができます。
最後に、本記事の内容をおさらいしておきましょう。
本記事のおさらい
①:ブログで最適な文字数を書くために必要な3つのポイント
文字数が少なくても上位表示はできる
検索キーワードによって必要な文字数は違う
ユーザーニーズを的確に見抜くことが大切
②:ブログで最適な文字数を書いて読まれる記事にするコツ4つ
悩み解決に必要な順番で見出しを書く
キーワードに対して必要のない情報は書かない
文章だけにならないように記事パーツを適度に使用する
問題提起・解決方法・次の行動を促す事を意識する
ブログを書き始めて間もない場合は、沢山の文字を書くのは大変だと思いますが、量をこなせば次第に書けるようになってきます。
もし、ブログを続けられるか不安という場合は、ブログ初心者が100記事書いて稼げる金額!【収入・PV・達成のコツ】にて継続のコツを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
『急がず、無理せず、継続する』がブログを運営していく中で1番強いので、この事を意識しながら楽しくブログを運営していきましょう!