- 実務未経験でプログラマーに転職できる?
- 実務未経験でプログラマーに転職するときのポイントは?
- 実務未経験でプログラマーに転職するときの状況は?
このような情報を提供しようと思います。
実務未経験・独学のみでプログラマーへ転職することは、割と敷居が高いと感じがちだと思います。
しかし、ぼくは転職活動で派遣社員から、独学のみでプログラマーへ転職することに成功しました。
今回は、実務未経験で独学、しかもポートフォリオがないというステータスで転職を成功させた方法についての解説です。
記事の内容
- 実務未経験でプログラマーに転職できた流れ
- 実務未経験でプログラマーに転職するためのポイント
- 実務未経験でプログラマーに転職するための注意点
記事の信頼性
完全に独学でプログラミングを始め、ポートフォリオがない状態で転職成功。恐らく周囲よりは進みが悪いタイプの人間です。
実務未経験でプログラマーに転職成功!!【転職成功に至った方法を全公開】
正直な話、実務未経験でプログラマーに転職できるとは思っていませんでした。
というのも、『プログラマー 未経験 転職』等で検索をしたときに表示されるページの条件を満たしていなかったからです。
育成系IT企業にエントリーする
実務未経験でプログラマーに転職するには、育成系IT企業にエントリーすることがベストです。
なぜなら、プログラミングスクールに通わなくても研修で仕事に必要なプログラミングの知識を得ることが出来るからです。
Wantedly等で掲載されている求人を見てみてみると育成系のIT企業が沢山あるので、自分の空気感に合う企業にエントリーしてみましょう。
注意ポイント
Wantedlyでエントリーする際には、必ず企業から連絡が来るという保証が無いので注意が必要です。否決された連絡もないため、若干不安要素が多いです。
転職サイトはマイナビ転職を使用
今回利用した転職サイトは『マイナビ転職』を使用しました。
ポイント
マイナビ転職を利用すると、Web上に自分の履歴書と職務経歴を登録して書類選考をしてもらえるので、スムーズに転職活動をすることが可能です。
選考の流れとしては『書類選考に合格してから面接、面接を通過したら採用』という流れになっている場合が多いかと思います。
面接回数はその企業によって変わってくるかと思いますが、書類選考に合格した場合はコミニュケーション能力勝負になってくるため、全力で自分を採用したときのメリットをアピールしました。
面接時にはモチベーションの高さがキーポイント
面接時にはモチベーションの高さが採用のキーポイントになっているように感じました。
ぼくがアピールしたポイントについては、こちらです。
- 接客業で培ったコミニュケーション能力
- 接客業の実績で年間1000万以上の利益を生み出したこと
- 人材育成経験があったこと
- 世界規模のコールセンターで最年少最短リーダー昇格の実績があること
- 諦めることが嫌いで、ストイックに取り組む姿勢には自信があること
主に上記のアピールをした理由はこちらにあります。
- 会社の利益を生み出せる人材であること
- コミニュケーション能力で幅広い対人対応が出来ること
- 努力を惜しまず、積極的に学ぶ姿勢を持ち合わせていること
IT企業に限らずですが、最近の採用の傾向を見ていると『個々の能力が高く、会社にとって採用した場合に利益を生み出せる人間であるか。』ということが重要視されていると感じています。
そのため、自分を採用していただいた場合には、会社の利益を上げる人材であり、そのための努力は惜しまないという気持ちを全面に押し出しました。
実務未経験でプログラマー転職に成功したときのステータス
それでは、詳しく実務未経験状態で転職に成功したときのステータスについてです。
恐らくプログラマーになることを目指している人たちと比べて、ステータスは低いと思います。
プログラミング歴8ヶ月
プログラミング歴は8ヶ月でプログラマー転職に成功しました。
基本的な部分を抑えた言語に関しては、こちらです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- PHP
基本的な書き方を覚えたフレームワークはこちら。
- Bootstrap
- Laravel
本当に書き方を覚えた程度なので、自分でコードを考えてプログラムを作るみたいなことは全然出来ません。
コードを調べて、変更したい部分を変更してオリジナルにしていくという作業を繰り返していました。
ポートフォリオの作成はなし
ポートフォリオの作成はしませんでした。
というのも、これはぼくの性格なのですが、意味の見いだせないものを作成するのが苦手なんですよね。
Todoアプリをなんとなく作ったところで、自分の身にならないと思っていて、PHPでtodoアプリを作成したのは勉強し始めてから随分あとのことでした。
そんなこんなで、Laravelで共同制作しているサイトと、PHPでCRUDを作りたくてtodoアプリを作成しましたが、ポートフォリオとは言えないと思い面接時には持参せず。
『今までどんな学習の仕方をしてきましたか?』という質問に対して、上記のサイト制作とPHPでtodoアプリを作ったという口頭回答をしました。
職歴は完全に異業種
ぼくの職歴は今まで、接客業・コールセンター・職人仕事・工場仕事を経験してきました。
ポイント
これはすべて正社員というわけではなく、アルバイトもあれば派遣社員も有り、完全に異業種からの転職活動でした。
しかし、その仕事から得たノウハウを採用してもらった場合には、十二分に発揮することが出来るということを全力でアピール。
異業種だからといってIT企業に転職できないというわけではないことが証明できたので、良かったと思っています。
実務未経験でプログラマー転職するときに注意したいポイント
実務未経験でもプログラマーに転職できることは確認できたかと思います。
ここからはプログラマーに転職する際に、注意するべきポイントについて。
難しいことはなにもないので、留意する程度に確認してみてください。
経歴よりもモチベーションの高さが重要視されていた
経歴や学歴よりもモチベーションの高さが大切だということが、今回の面接でよくわかりました。
ポイント
プログラミングは挫折する人が多いというのは、既に周知の事実だと思いますが、この部分に直結してくるのだと思います。
短期的にプログラムを打ったとしても、実際に自分の手に馴染むのには3年ほどかかるということで、早期に退職するつもりはないことをしっかりと伝えましょう。
未経験でも仕事に自分の長所を活かせることをアピールする
実務未経験でも、今までの経歴で培ったスキルを仕事に活かすことが出来るということを伝えましょう。
というのも、先程もお伝えしましたが、昨今の企業で欲しがっている人材像は『会社の利益を生み出せる人間になりうるかどうか』です。
そのため、未経験であっても過去職の実績等を利用して、入社後に会社の利益を生み出せる可能性を持っているということを充分に伝えましょう。
コミニュケーション能力の高さが問われる印象だった
コミニュケーション能力の高さが重要視されていることは、正直意外でした。
パソコンに張り付いてコードを書きまくっているイメージがあると思いますが、実際のところはチームプレイで仕事をすることになるため、コミニュケーション能力は必須になるとのことです。
もし、自分のコミニュケーション能力に自信がない場合は、なぜコミニュケーションを取ることが苦手なのかを自己分析し、少なくとも面接時には克服しておくことをおすすめします。
実務未経験でプログラマー転職は可能(確信)
実務未経験でプログラマー転職に成功出来たことは、ぼくの人生にとって大きな転機となりました。
今年の大きな目標のひとつだったため、今後のキャリアアップ計画をスムーズに遂行できそうで一安心。
もし、ぼくと同じように実務未経験からプログラマーへの転職をしたいと思っている場合は、今回の記事の内容を参考に転職活動の一歩を踏み出してみてくださいね!