転職が当たり前の時代と言われているようですが、それは果たして本当でしょうか。
ぼくは、現在27歳で転職回数はバイトを合わせると10回以上経験してきていますが、確かに転職活動をするに当たって苦労することはあまりありませんでした。
もし転職が当たり前という時代になっているなら、いまの仕事を辞めて新しい職場に就職したい。
周りにも転職が当たり前の時代という裏付けがあれば、説得もしやすい。
そんな悩みを持っている方に向けて、ぼくの転職経験談を交えながら転職をするときのメリット・デメリット、また転職が当たり前の時代なのかを解説してみようと思います。
転職が当たり前って本当?経験談から語る転職のメリットとデメリット
結論、転職は当たり前ではないと思いますが、一つの職場に居続けなければいけないというのは古き風習だと思っています。
転職が当たり前なのは価値観によって異なる
転職が当たり前かどうかは、価値観によって決まると思います。
現にぼくも一般的な人が聞いたら転職10回以上なんて聞いたらびっくりすると思います。
- そんなに転職して大丈夫なのか
- 我慢ができなくて努力できない人間
恐らくこんな感想も抱かれたことも過去にあるでしょう。
しかし、転職に関して全くと言っていいほど抵抗はなく、ぼくにとっては転職が当たり前でした。
というのも、仕事はあくまで生きるためのお金を稼ぐための手段であって、仕事をすることが生きる目的ではなかったからです。
ひとつの会社で働き続けるのはローリスク・ローリターン
ひとつの会社で働き続けることは、ローリスク・ローリターンです。
ローリスクの理由
- 決まったルーティンをこなせばOK
- 仕事がある程度テンプレ化されているから
- 業種によっては思考停止で仕事ができるから
ローリターンの理由
- 安定はしているけど給料の上昇は微々
- 生活に波がなく一定のクオリティを保てる
- 限られた価値観の中で平凡に生きられる
こんなところでしょうか。
要約すると、ひとつの会社で働き続けることで毎月決まった給料の幅で生活できるので、生活レベルが上がりもしないし下がりもしません。
しかし、働く上でお金に関してはローリスク・ローリターンですが、人間関係に関してはこのリスクの範囲外です。
恐らく転職する第一の理由と挙げられるのは、お金の問題ではなく人間関係や仕事にやりがいを感じないという理由からではないでしょうか?
リスクは少ないですが、それと引き換えに人間関係というストレスがつきまとう可能性が高いと言うのが、ぼくの考えです。
そのため、人間関係や仕事にやりがいを感じていないのであれば、転職するのは大いにありだと思います。
働き続けられなければ意味がない
頑張ってひとつの会社で働き続けるのはローリスクであるというお話を先程お伝えしましたが、それは働き続けられた場合だと思っています。
どういうことかというと、例えば20代前半から働き始めて30代中頃から転職をしたいと思った場合。
同業種であれば転職するのにも良いかと思いますが、同業種であってもハローワークでは30代前半までが雇用範囲となっている場合が最近の傾向です。
そう考えると、他業種に転職したいと思っても年齢と業務経験によっては転職のしやすさがかなりキツくなります。
そのため、長い勤続年数を稼いで30代を越えてからの転職というイベントにフォーカスすると、ローリスクからハイリスクに変わってしまうのは間違いないでしょう。
転職に踏み切れないときは、未来予想をしてみると効果的
転職は価値観によって変わってくるということと、転職はそこまでリスクがないということが何となくわかったと思います。
でも、転職をするときというのは、転職慣れしているぼくであってもそれなりに労力を使うイベントです。
重い腰が上がらない気持ちも理解できるので、転職する際にスパッと転職するためのポイントをいくつか紹介します。
転職した後の事をシュミレーションする
転職したいと思っているということは、転職することによって何か自分にとって良い未来を想像していると思います。
人間関係の緩和や収入面での増加など、いまの自分にとって過度なストレスとなっていることを回避したいという気持ちが転職動機になっているはずです。
しかし、転職することで発生するのはメリットだけではなくデメリットも有るということをしっかり抑えておく必要があるので、マイナスとなる部分に関してもしっかりと理解した上で転職するようにしましょう。
突発的に転職をするのではなく計画を立てて転職することで、リスクを限りなく下げることができるので、転職語への影響も最小限に抑えることが出来ます。
転職することで発生するデメリットを予想しておく
それでは転職することで発生するデメリットに関してですが、こちらがよくあるデメリットになってくると思います。
- ニート期間が発生する
- 仕事がすぐに見つかるか不安
- 面接でなんて言っていいかわからない
ニート期間に関しては、現在就職されている会社に転職先が決まるまでは黙っておくことで解決可能です。
突発的に転職をするということを決めて退職届を出してしまう場合がありますが、それは極めて危険なのでオススメできません。
仕事がすぐに見つかるか不安という場合は、こちらの転職サービスを使用してみましょう。
オススメの転職支援サイト
一度は検索で見たことがある転職サービスですよね!
知名度が高い分、求人数が多く転職サポートもしっかり行ってくれる信頼性が高い転職サービスです。
面接が不安な場合は、転職時にマイナスな事は言うのを避けた回答をして、ポジティブな回答をすることを心がけましょう。
今までの経験だと、長く働けるかどうかということと、新しく入って会社にとってどんなメリットが有るのかをしっかりと提示することができれば面接には受かります。
転職によって起こるメリットを予想しておく
転職によって発生するメリットといえば、やはりメンタルの消耗が激減することではないでしょうか。
お金の苦しさももちろん苦しいですが、毎日通わなければいけないところでメンタルの消耗が激しいのもなかなか苦しいですよね。
不思議なもので、過度なストレス環境から開放されると感情豊かになり、今まで見ていた風景が本気で変わります。
また、これはぼくの後悔事例なのですが、転職をせずに過度なストレスが貯まる状況に居続けた結果、自律神経失調症になり半年間仕事ができなくなり、更には食べ物も油ものなどが食べられなくなったので人生に絶望した経験があります。
早く転職しておけばそんなことにはならずに済んだのに・・・と未だに自分の選択に反省することがあります。
このように、頑張る人が多い日本文化ですが、キツかったら辞めたほうが自分のためだと言うのは、間違いのないでしょう。
転職は当たり前じゃないけど、敷居は低い
正直、転職したいと思ったら転職してしまってもいいと思います。
これも経験談ですが、転職したからと言って人生上に変なハードルが上がったりとかは感じたことがないので、現代社会の激しさから自分を守るためにも転職するのは大いに有りな選択です。
また、ぼくは人よりも転職回数が多い分、就職した職場で任される仕事の分野を広く保持できるようになったので、先に働いている先輩よりも重宝される存在になりました。
ひとつの会社に居続けるよりも、生きる知恵を身に付けたほうが圧倒的に生き残れると感じているので、転職したいと思ったらしてしまったほうが、本当の意味であなたの人生キャリアが養われると言うのがぼくの考えです。
日々の生活風景が心なしか暗く見えてしまっているような状況であれば、転職をすることで今の世界が明るくなるかもしれません。
オススメの転職支援サイト